ジェンダーバイアスを無くしたいと思いつつ、自分の深層にあるアンコンシャスバイアスに目を向けてみる
こんにちは。Nyupyです。
今回は自分自身の深堀、ジェンダーバイアや自分自身も気づいていない・気づかないふりをしてしまっているアンコンシャスバイアスについて想いを書き記したいと思います。
気が向いたらお付き合いください。
無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)とは
我が国における男女共同参画の取組の進展が未だ十分でない要因の一つとして、社会全体において固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)が存在していることが挙げられます。
無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)とは、自分自身は気づいていない「ものの見方やとらえ方のゆがみや偏り」をいい、自分自身では意識しづらく、ゆがみや偏りがあるとは認識していないため、「無意識の偏見」と呼ばれます。(内閣府男女共同参画局総務課より)
私が過ごしてきた50年近くの年月のうち大半はアンコンシャスバイアスの概念はなかったけど、私の経歴(50代、女性、理系、部長職、産休・育休経験など)からわかるように、会社生活はアンコンシャスバイアスに振り回され、ジェンダーギャップに立ち向かってきた、立ち向かわざるを得ませんでした。
立ち向かってきたからこそ後輩たちに残せたこともあるし、ガタガタ道かもしれないけど道も切り開いてきたのだけれども、心の奥底をのぞいてみると自分自身にもアンコンシャスバイアスがあり、愕然とすることもあります。
自分の中のアンコンシャスバイアス
自分としては思い込みで人を見ないようにしているつもりだけど、これまでの経験や習慣から自分の中にあるアンコンシャスバイアスに気づくことがあります。
ルッキズム関係
化粧をする男の子に生理的に違和感を覚える
お手入れをしていない女性に対して、身なりに気を配れば良いのにと思ってしまう
ジェンダーバイアス
子持ちの女性が出張や土日勤務、夜の会食参加などをしていると子供は誰が見ているんだろうと思ってしまうが、男性にはそう思わない
夫婦は平等で子育ても分断してやったりアウトソーシング(ベビーシッターなど)したりするのも良いことだなと思っているが、深層心理では子育てのメインは母親だと思ってしまっている自分に気づく
高齢男性は怒りっぽくって厄介者だと思っている
FIREして社会的しがらみが無くなった今、私が自由に生きていくために自分自身のアンコンシャスバイアスに自由を阻害されないよう、自分自身を見つめなおすことが大切だと改めて感じました。
無意識(アンコンシャス)で他人や自分を傷つけないように気を付けたいと思っています。
最後に
アンコンシャスバイアスで有名な「ドクタースミス問題」を置いておきます。これは10年前に中学生だった息子から初めて聞きました(息子は学校の授業で知ったらしい)。
違和感はありますか?ありませんか?
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ドクター・スミスは、アメリカのコロラド州立病院に勤務する腕利きの外科医である。仕事中は常に冷静沈着で、大胆かつ慎重であり、難しい手術も手掛けると同時に、地元の市長からも厚い信頼を得ていた。
そのドクター・スミスが夜勤をしていたある日、コロラド州立病院の元に緊急外来の電話がかかってきた。電話の内容は以下の通りである。
少年とその父親がドライブしていたところ、父親がハンドルを誤り谷に転落。その怪我人を救急車で運び込むので、緊急手術をして欲しいとのこと。
車は大破し、父親は即死、少年は重体を負ったと緊急隊員は告げた。
その電話の20分後、重体の少年が病院に運ばれたが、その少年はドクター・スミスの息子であった。
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読んでいただきありがとうございました。