大気不安定な空から自分を見つめてみた
昨夜、1時頃だろうか。外では雷が鳴り、激しい雨が降っていた。
今朝、ジムへ出かけると、昨夜の雷雨が嘘のようにケロっとした夏の朝だった。
連日の猛暑。昨日の空は雲が多いなとは感じていたが、まさか雷雨になるとは。ただ、これだけ暑いと雲ができて不安定な天気になるのは当たり前だ。
大気不安定と情緒不安定って似ているのかもしれない。
晴れの日が続くと雨の日がやってくる。逆もまた、しかり。永遠に晴れの日が続くことも、雨の日が続くことはない。
晴れは光合成を、雨は潤いを与えてくれる貴重な存在。
生きていると、いいこともあれば、悪いことも起こる。
喜んだり、楽しんだり、嬉しかったり、悲しんだり、傷ついたり、怒ったり。感情は様々だ。
私は弱い人間だ。すぐ傷つき、落ち込む。
弱いがゆえに傷口を広げる癖がある。
こんな自分ではダメだと思いながら、同じことを繰り返す。
時には自暴自棄になったり…。
数日前から気分停滞中。
夕方、ジムで走りながら、こんな自分と向き合いながら生きていくんだと思った。走って汗をかいたら、幾分、気分は落ち着いていた。
「落ち込んだ時こそ、動きながら回復させる」
そう、教えてくれた人がいた。
昨夜の雷雨を見て、落ち込んでもいいんだと思った。生きている証拠なのだ。天気と同じで、落ち込む時は必ずやってくる。それがやってきた時に、どう受け止め、どう感じ、傷口を最小限に抑え、動きながら回復させていく。それが大事なのだ。そう思ったら、だいぶ気持ちが軽くなった。
これって、自己受容?
自己肯定感ばかり目につくけれど、調べてみたら自己受容あっての自己肯定感らしい。
大気不安定な空はいろんなことを教えてくれた。
不安定な天候も、落ち込むこともすべて良し!と受容できた一日。
今日の夜空は澄んだ雲の切れ間から神々しい月が何も言わずに静かに浮かび佇んでいた。
最近、読んだ本をご紹介します。