行きたくない、行きたくない、とにかく仕事に行きたくないと思うのである。 明日からお盆休みが明けて、いつもの仕事生活が再開する。が、重度のサザエさん症候群だ。 仕事を辞めたい訳でもないし、何かハラスメント的なものにあっているわけでもないのだが、最近、人事異動で職場環境が激変した。仕事内容は、社会人駆け出しの頃のように、分からないことだらけで、部署のメンバー的にも、前の部署よりなかなかきつい。だけど、新人の頃より経験を積んだ分、今の状況が(周りも、自分も)まあまあやばい、とい
4月。人事異動の季節だ。 私は就職してから、ずっと同じ部署で仕事をしている。もう6年になる。内示の日は、そろそろ私の名前が挙がるのではと、緊張しながら迎えるのだが、肩透かしをくらうというのが、ここ最近のパターンだ。 この4月の内示が出る日もそうだった。異動が決まった時のために挨拶なんかも軽く考えていたくらいだが、私の名前は挙がらなかった。私が今の部署で仕事をしつづけている間に、何人もの人を見送ってきたし、何人もの人を迎えてきた。そして、この4月に迎える上司は、私の人生最初
大学時代は、花束みたいな毎日だったなと思う。 過去を振り返ったときに、あの日々は美しかったと思う感情は、ままある気がするけど、大学生の頃の私は、今、青春の!幸せの!真っ只中にいるのだ!ということに相当自覚的であった。 日常のあらゆる場面でスマホを片手に写真を撮りまくっていた。キャンパスで、帰り道で、教室で。とにかく何でもないシーンで、仲間を撮ったり、自分も写ったりした。今この時間は、切り取るべき美しい一瞬一瞬の連なりであるということに、当時の時点で、とにかく自覚的であった
最近、孤独について少し考えることがあった。 逃げ恥の新春スペシャルで、うろ覚えだけど、主人公の森山みくりが孤独を感じているシーンがあったり、人は誰しも孤独を抱えている的なフレーズが登場した。 正直、独身で一人暮らしをしている私からすると、平匡さんみたいな穏やかで優しい配偶者がいて、出産という女性のライフステージの大きな変化を迎えた森山みくりは、幸せの絶頂期にいるように見えた。でも、そんな森山みくりが孤独を感じているのか…と不思議な気持ちになった。 話は変わるけど、また別
1月17日が近づくと、毎年、思いを巡らせる映画がある。 「その街のこども」だ。 元は、NHKの単発ドラマだったものが、後に劇場版として公開された。 阪神淡路大震災で被災した「その街のこども」だった2人を森山未來と佐藤江梨子が演じている。偶然出会った2人が15年経った神戸の街を歩き、ぽつりぽつりと、それぞれに抱えた傷を話し、向き合うストーリー。静かで、温かくて、本当に2人が神戸の街を1月17日に歩いているような気がしてくるくらいの自然さ。 この映画は、震災の映画かもしれ
今日は、社会学について書いてみようと思う。 私は、大学時代に社会学(ゼミは理論社会学)を専攻していた。「学んでいた」と言える程、真面目な学生ではなかったけれど、「かじっていた」というには、いやいやもうちょっと真剣に授業受けてたよ!と思うので、控えめに「嗜んでいた」と言わせてもらおうかな(学生のくせに嗜むとはどないやねん)。 「社会学って何勉強するの?」という質問は何度もされたことがある。そりゃそうだ。法学部では法律を勉強するのだろうし、経済学部では経済のことを勉強するのだ
今年はどんな1年だった?自分に問うてみる。 27歳っていう微妙な年齢は、正直、人生で一番もやもやしていた(している)かもしれない。 何かに挑戦するには、少し歳を重ね過ぎてるような気もして、学生時代より腰が重い。慎重になる。でも、まだまだ何かに挑戦したり、新しい自分を発見したいとも思う。 卒業とか進学とか、大体周りと同じペースで受動的に迎えられた人生の節目が、社会人になると、自分の行動なくしては、訪れてくれないんだよなあ。 こんなことを、文字に起こしてみると恥ずかしい。う
大人になってからの友達づくりは、難しい(not一般論、but私の話)。 初対面の人と仕事以外で新たに人間関係を構築するとなると、「趣味は何ですか?」とか「休日は何してるんですか?」という会話から大体スタートする。 この「趣味は?」「休日は~?」という質問が私は苦手だ。 私には、趣味と言える趣味がないからだ。休日は、友達とカフェに行ったり、好きな小説を読んだり、好きなだけ寝たり、家事をしたり、なんだかんだで時間は過ぎる。それなりに楽しい。でも、趣味と呼べるほどのものではな
初投稿なので、軽い自己紹介とnoteを始めた理由を書こうと思う。 27歳。女性。独身。一人暮らし。大学を卒業後、新卒で入社した会社で働き続けて6年目。ジェットコースターみたいな人生ではないし、そんなに個性もない(と自分では思っている)けれど、日々ぐるぐると色々考えることがあるので、noteで書き連ねてみようと始めてみる。 高校生の頃から日記を書きつづけて、かれこれ10年になるけれど、人様に公開するような形で何かを書くのは初めて。いざパソコンでかたかたと打ち始めてみると、あ