ヒプステtrack.5はヨハネの黙示録
※この記事は『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.5-』のネタバレを含みます。
※個人の感想・考察です。
神話や宗教をオマージュした作品はたくさんありますが、ヒプステtrack.5を見て、ヨハネの黙示録をイメージしてるのではないかと感じました。
オマージュしてる点など、気付いた範囲でまとめてみます。
・ヒプマイのイントロダクションより、
この時点で気付くべきでしたが、"3分の1を失う"と言うのがヨハネの黙示録のオマージュになっています。
・ヒプステtrack.5、例の「最後の晩餐」シーン
劇中でレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の絵画を再現しているシーンがあります。ユダの位置に乱数が配置されているという巧妙な演出でした。
その他にも劇中では、教会のチャイムや聖歌が使われるシーンがあります。
・track.5主題曲「Shout Out to the Revolution」
"革命"という意味の「Revolution」ですが、「Revelation」というそっくりな単語があります。セットで覚えていた人もいるんじゃないでしょうか。
「Revelation」の意味は、なんと"黙示録"です。これは偶然でしょうか。
・DDBのターンのサンプリング曲
ライブパート前のDDBのターンのサンプリング曲は「The Prodigy」の「Omen」という曲です。
Omenには予言・前兆という意味があり、映画オーメンは聖書やヨハネの黙示録からの引用のある作品です。
・主題曲の歌詞「誰か止めてくれ この哀しいファンファーレ」
ファンファーレとは、トランペットなどの楽器による進行合図・華やかな曲です。そのままだと、革命の合図のファンファーレを止めてくれ、という意味なのですが、トランペットと言ったら「黙示録のラッパ吹き」です。ラッパが吹かれるごとに世界が滅んでいきます。
・そもそもTDDエンブレムの翼は何か?
あの翼は天使の翼だと解釈しました。次に説明する四騎士についてと繋がります。
・TDDはヨハネの黙示録の四騎士のオマージュ
ヨハネの黙示録には、簡単に言うと大暴れする4人の騎士が登場します。
それがヨハネの黙示録の四騎士で、それぞれ色の違う馬に乗っています。
騎士と名が付いていますが、死の天使達の通称です。
第一の騎士~第四の騎士まで存在し、いちばんわかりやすいのが、碧棺左馬刻=第四の騎士オマージュです。
この人見た目がまんま死神で、タロットカードの死神のモデルにもなっています。今回の主題曲でも「来るぞ厄災」という歌詞があったり、ハデスが馬と関連深い神であったりします。
他のメンバーについては、下記のように考察しました↓
第一の騎士=飴村乱数
白い馬(乱数はTDD時代は服が白統一)、頭の冠(今は脱いでいる帽子)、そして裏でチームを"支配"している点から。
第二の騎士=山田一郎
赤い馬、「戦争を起こさせる役目」というのが争いの種になったマイク開発者の息子であるメタファー。あと見た目からわかる通り、第二の騎士は完全にフィジカル担当っぽい。
第三の騎士=神宮寺寂雷
ここが正直なところ消去法になってしまった。共通点は本人は持っていないが"天秤"を持つ親友がいること。寂雷インナーは黒ですが白衣のおかげで黒イメージがない。
・track.5の神奈備衢の手紙は聖書の書簡
新約聖書を読んだことがない人が大半だと思うので説明すると、あの書籍は「手紙」が多く収録されている文献です。
衢の手紙と言ったら寂雷に向けたメールを思い浮かべますが、劇中での手紙はこの2つの意味があったと考えています。
・黙示録のオマージュだったら何なのか
ヨハネの黙示録は新約聖書の中で唯一の預言書とされています。
乱数の件があろうとなかろうと、結局のところTDDは解散したのだ、と解釈することにしました。新しいチームを組むこともまた、運命だったのだと解釈し元気になりましょう。
語り手が存在したのはtrack.5のみです。劇中劇のような魅せ方になっていて、より一層"伝説のチーム"感が増して好きでした。
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