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39.情報に惑わされすぎない~2011.3月~


今の世の中、ネットとかで簡単に情報は得ることができる。


私も、“パニック障害かも”と思ってからたくさん調べた。


腐るほどある情報。


でも、全ての情報が自分に当てはまるとは限らない。

全ての情報が正しいわけでもない。


たくさんある情報に振り回される時期があった。


“パニック発作は電車で起こりやすい”


“人ごみがだめ”


“閉鎖的な空間がだめ”


“美容室や映画館がだめ”



これを見てから、乗れていた電車に乗れなくなった。


1つの例なのに、自分もパニック障害だから無理なんだと勝手に思い込んだ。


思い込み力ってすごい。


実際に自分も無理かどうかはわからないのに、勝手に“無理だ”と決めつけて不安になってしまった。


薬もそう。


“この薬は効く”

“この薬は副作用が強い”


その情報をみて、不安になった。


“副作用強いんだ…

この薬じゃ即効性ないから
発作起きても効かないかも…”


そうに思った。


病院も薬も合う合わないがある。


それは自分が決めること。


「一般的」にそうに言われてるからって自分も当てはまるとは限らない。



情報に左右されすぎると自分を見失ってしまう。


もちろん良い情報はどんどん吸収した方がいい。


悪い情報ばかりではなく、前向きになれる情報も
たくさんある。


良い方に傾けばいいけど、マイナスな情報で頭がいっぱいになったとき私は言い聞かせるんだ。


“洗脳されるな”

って。


たくさんの人が出来ないからって自分もそうだとは限らない。


たくさんの人が平気で出来ていても自分には出来ないこともあるかもしれない。


それで良いんだ。


症状は人それぞれだもの。


不安だけど、人と比べて焦る必要はない。


情報に左右されすぎて余計に不安になってしまう自分がいたから、それからはあまり調べすぎないようにしていた。


すぐに検索できてしまう、いろんな情報で溢れている。


それに振り回されるだけなら、いっそ見ない方がいい。


SNSから離れる時間も必要なのだ。

少なくとも私には確実に必要である。


同じような症状の人と繋がれると安心する反面、そっちに引きずられてしまう場合もあるから。


頭の中、症状のことでいっぱいになってしまうから。


不安な時こそ、SNSからは離れて「普段の日常」を過ごしてみる。


自分だけがこんなに不安なのかと思うが、たぶんそんなことは無いから大丈夫。


良い時も悪い時も人と比べる必要は無い。



あと、現在は当時より更にSNSが普及して、より手軽に発信することも拡散することも可能になった。


その分、嘘の情報や誇張した話が出回ることも多い。


本当にその情報が信用出来るものなのか、拡散していい情報なのかはそれぞれが考える必要がある。













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