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夢科学 #02:夢の中で繰り返されているシチュエーション・舞台設定・人物(30日間・25回分の解釈)

私の夢の中で繰り返されているシチュエーション・舞台設定・人物を分析してみました。今回の分析はかなりこじつけがましい(笑)フロイト・ユングによる深層心理学を用いた主観的手法で分析しています。

「逃げる男」(人物、「影」)

・夢の中で、私を見て逃げる男を追いかけるという事が2回あった。逃げる男とは、おそらく私の影(無意識下の分裂人格)であると考えられる。私がそいつを捕まえようとしているのは、心がが意識・無意識で分裂しているのを一貫性のあるものにしているからではないか?
「逃げる男」を追いかけると碌なことが起こらない。イヌに噛まれて大怪我をしたり、駄菓子屋に閉じ込められそうになったりする。次はこっそり近づく・逃げるなどして「逃げる男」に伴う危険を避けるのが良いかもしれない。
・「逃げる男は無意識下の分裂人格」と考えるようになったので、彼が(つまり無意識下の自分自身が)何を考えているのかが非常に気になる。次回会う事があったらぜひ聴いておきたい。

「モブ男」(人物、不明)

・私が夢の中で何かをしようとするとそれが邪魔される事があり、その際そのシチュエーションに対して言い訳する・辻褄合わせをする役割の名前も顔も曖昧な若い男がいる。
・おそらくこの「モブ男」も私自身を元にした無意識下の分裂人格の1つなのだろう。ユングの原始心像ではどれに該当するかは分からないモブ男は今の所4回登場している。
・モブ男は他人の家にたむろするなど、迷惑な存在として登場した事がある。おそらくそれが「典型的な若者の男」の私のイメージなのだろう。

「メイン女性」(人物、「アニマ」)

・夢の内容にしっかり影響を与えるような顔と名前の分かる人物、もしくは目立った特徴のある主要人物は今のところ女性である事が多い。仮に「メイン女性」と呼称しておく。
・夢におけるメイン女性はおそらく私のアニマだろう。私が独身だからか(笑)「メイン女性」のイメージは不明瞭で、老人の脚本家やイヌに変身する分裂人格の少女・「アークナイツ」のレッドやホルン、「BLEACH」の朽木ルキアだったりする。
・メイン女性が意味する潜在内容がなんなのかは、今のところ全くわからない。

ユングの元型論によると夢では無意識下のイメージに該当するこのような人物が原始心像として登場するそうなので、ぜひ全員ゲット(笑)したい所。

ユングの元型論に基づく原始心像体系

- 意識的に実現しなかった自分と正反対の人格。
夢では同性かつ反対の性格の人間として現れる

アニマ - 男性が抱く内なる女性像。
夢では魅力的な見知らぬ女性として現れる

アニムス - 女性が抱く内なる男性像。
夢では魅力的な見知らぬ男性として現れる

大母 - 万物の根源であり大地・生命の象徴としての女性像。
夢では渦巻のシンボル、壺、石棺、女神や大自然として現れる。

老賢者 - 無意識の知恵の象徴。
夢では忠告や教訓をくれる高齢の同性・神や権力者として現れる

自己 - 無意識を含めた自分自身の中心部。
夢では秘密の古文書・宝石・マンダラの絵などなどとして現れる

爆発(舞台設定)

爆発が起こる夢はここ30日で2回見ている。全体の約7.5%を占めていることを考えるとかなりの割合だと思う。かなり前の話だが、核爆発に巻き込まれる鮮明な夢を見てかなり嫌な気分になったことがある。
・同じく2回見ている逃げる男の夢・爆発が起こる夢はだいたい15日おきに見ている。(逃げる男 → 13日、29日 爆発 → 9日、25日) おそらく脳はこうした無意識下のイメージの整理を半月おきくらいに行うのだろう。

デジタル時計(舞台設定)

一度だけ、灰色で埃まみれのデジタル時計を見たことがきっかけで時間感覚の狂いに気づいて「指差し法」で明晰夢に入る(典型的なDILD法)というタイプの夢を見れたことがある。その時の時間は「10:39 →10:40」と分が移り変わる瞬間だった。
10月に入ってもう一度「12:81」というあり得ない時間を指すデジタル時計が偽の覚醒夢に出た。デジタル時計をいじる癖をつければ夢か否かの良いリアリティーチェックになるかもしれない。

ショッピングモール(舞台設定)

・「家や建物は人体を象徴する」という夢象徴説に出会って以来、ショッピングモールが舞台設定になる夢を4回見ている。私は近所のイオンでほぼ全ての買い物をする他、そこのイートインで読書するので自宅のアパート・仕事場に次いで馴染みのある空間になっている。夢の舞台設定で自宅や仕事場・ショッピングモールで何かがあったら私の身体の状況や内心の変化を象徴しているかもしれない。

アークナイツ(舞台設定)

アークナイツを毎日遊ぶためか、アークナイツに関係のある情報が夢の中に頻繁に登場する。今の所見る夢の約30%がアークナイツに関係する内容となっている。キャラクターが直接出る夢・「駄菓子屋・Oripacy」といった舞台設定とゲーム内用語が奇妙に組み合わさる夢をだいたい半々の割合で見ている。

OripacyというのはOriginiumと呼ばれる病原性・感染性のある鉱石に感染する病のことであり、Originiumからはその形容詞である”Original”や名詞形の“Origin”が連想される。私の実家は自営業の駄菓子屋なので、駄菓子屋が私の生まれ育った場所の1つ=Originであることを想起する言葉のこじつけとなっている。「駄菓子屋・Origin」ではなく「駄菓子屋・Oripacy」なのは、そこに閉じ込められそうになったというネガティブな影響を与える場所であることを予期する象徴でもある。夢の中では予期したことがホントに起こるという、「予知」に近いことがありえる例であると言える。

スカイリム(舞台設定)

「アークナイツ」についで遊ぶ回数・時間が多いゲームが今のところ「スカイリム」となっている。私の想像する前近代・中世ヨーロッパといった異なる地理・年代を元としたフィクションとそのイメージはだいたいこの作品を土台としている。「スカイリム」はここ30日で舞台設定になったことが1度、それに登場する敵キャラが化け物として出てきたことが1回ある。


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