EP42 イライラしたときは
このnoteは2021年6月4日に収録した音声を文字起こししたものです。
こんにちは! ニューヨークから松村亜里です。幸せに生きることを科学的に研究するポジティブ心理学やウェルビーイングをお伝えしています。
イライラが抑えられないのはどんな時?
フロリダから戻ってきてからも愛を感じているのが続いています。ただ戻ってくると、すごく現実に引き戻されたんですよね。木曜日に行って金土日月って過ごして火曜日に戻ってきました。水曜日から学校だったんですよ。そしたら息子が水曜日の朝「行きたくない」と言いだして。
火曜日の夜には11時までゲームをしていてピンピンしているのに、朝パパが起こしに行って「自分で起きられるから出て行って!」と言ったのにパパは出て行かないで鼻を触ったりちょっかいを出してきたのが嫌だったらしいんです。僕が言ったのにパパが聞いてくれなかったから「学校へ行かない」と言いだしたんです。それでバトルになっちゃったんですよね(苦笑)。
フロリダの6日間は愛をいっぱい受けて超自由でした。誰も「お野菜を食べなさい」と言わないし、「コーラはダメ」とかも言わないし、自由すぎたのだと思います。だから、今日から学校っていうのも切り替えがきかなかったかもしれないんですけど、私もそれにすごくイラッとしちゃったんですよ。
私は朝早く起きて、朝ごはん作って重ね煮のお味噌汁を頑張って作って、三色丼のお弁当を作って。それなのに「学校行かない」って言いだしたので。6日休んだんですよ。フロリダまで連れて行ったのにみたいな感情が湧いてきてしまって……。
私だってそんなに乗り気ではなかったんです。行きたくなかったわけじゃないけど、仕事とかたくさんあるのにフロリダでは進まなかったんです。でも休暇や家族行事の方が大事だったとは思います。
今までは結構仕事があるからサンクスギビングに行かなかったり、そういうことがありました。仕事があっても休暇などが優先されるべきだとは思います。それでも「こんなにしてあげたのに」みたいな気持ちになってしまって、私も久しぶりにブチギレてしまいました。そして夫もブチギレていました。
結局息子は学校へ行きませんでした。今日は行ってくれましたけど。6日休んで何もできなくて今日こそ本を仕上げないといけなあと思ったのに。明日講座があるのに!と、本当にイライラが収まらず、久々にひどいことを息子に言ってしまいました。息子もすごく荒れて、修羅場だったんですよ。
その日に朝早く8時からコーチングがあったんですけど、修羅場だったので、8時半になってからコーチに会いました。そこで今あったことを全部話したら「やー、それは、息子さんも亜里さんも疲れていたのではないですか?」って言われたんですよね。その時点で私は「またこうなっちゃった」みたいな自分への嫌悪感と、息子への「これだけしてあげたのに信じられない!」みたいな気持ちが入り混じっていました。息子は元気は元気だし、6日も休んだうえに、昨夜11時までゲームしていたのも遅すぎるのに、今日学校へ行かないなんて信じられないみたいな感じで、すごく沸鬱としていました。
イライラの原因は砂糖や小麦粉の摂りすぎも影響する
私は結構普段はね、夫が怒っても私は冷静でいられるんですけど、今回はいられなかったんですよね。そしたら、「疲れていたんじゃない」と言われました。フロリダにいる間、周りには小麦粉と砂糖がたくさんあったんですよね。コーラとかも。水代わりにソーダとか飲めちゃうわけですよ。たくさんあったので。息子は今までコーラとか全然飲まなかったのに、今回は飛行機で帰ってくるときに、飛行機の中でも注文していました。「飲める」みたいな感じで自由になっていました。
夫の家族の前ではみんなが自由なので、あんまりあれこれ言えないんですよね。いとこの娘さんもめちゃくちゃ自由に育てられています。食べたくないものは食べなくていいし、お菓子も食べ放題です。でも私たちはそういう感じではないので、野菜も食べないでピザとお菓子?みたいに思ってしまいました。
クロワッサン、ペイストリー、クッキー、カップケーキ、ピザ。そういう感じだったので、とにかく私も疲れていたんだなと思いました。私が求める生活というのはそういう飽食な生活ではなくて、もっとシンプルで、体が軽い方がいいなと思います。
やっぱり息子も砂糖ばかり食べていて頑固になってしまってという感じもしました。その後、今日はマンハッタンに行って、マッサージをしてもらったんですけど、その人にも今朝のイライラの話をしたら、「それは疲れていたんですよ」と言われました。そして今までしてくれなかったホルモンの乱れを整えるマッサージというのをしてくれました。いつも触られないところを触るので、結構ほぐれていると思ったらすっごく痛かったです。毎回行くたびに、ストレスが溜りすぎですと怒られるんですけどね(苦笑)。
もっと頑張るのではなく、手放してみる
私の今までのパターンは、結構学習して解決してきました。何かあるとやっぱり自分が耐えられないとか、我慢できないとか頑張れないと思って、もっと頑張らなきゃとか、我慢しなくちゃとか、優しくしなきゃとか思っていました。何かできないときに、自分の非だと思って、もっと頑張るというパターンだったんですけど、そうじゃないなって思ってきたんですよね。
今、リアルタイムの講座をしながら、録画の講座も作り、書く本が何冊もたまっていて、子育てもして、お弁当も作っています。なんか、もう十分やってるなという気がしてきました。今まではできないことをもっと努力して乗り越えるというふうにやってきたけど、そうじゃなくてもいいのかなって思ってきました。
コーチとも話をしたんですけど、これまでは修行していた感じです。私のスケジュールは見ていても何の修行ってくらいすごいスケジュールです。とにかく作っては、作っては、生み出して、生み出して、生み出して生み出してっていうね。なんかそれって違うんじゃないかなって思っていて。いつもイライラして、それが一番身近で離れていかない人に向いてしまうと思うんですよ。
も自分が幸せになるということにもっと責任を持つ、自分のご機嫌を自分でとるということをしていきたいと思います。それの解決策はもっと頑張ることや努力することでも学んで工夫することではなくて、もっと手放すこと、もっと休むこと、もっと自分を許してあげること、そしてもっと人を許してあげることなんじゃないかなって思います。最近いろいろ考え方が変わってきていて、それを知らせてみたいと思いました。
行動と人格を分ける
皆さんはどうでしょうか? 何かできないとき、もっと頑張ろうって思いますか。それとも、もっと自分に優しくしようと思いますか。
後者の方に私は今行かないと、何も改善しないような気がしています。私は自分を責めてしまったけども、責めないということを決めました。そして周りの人たちがとにかく優しいなと思いました。人格と環境を分けているんですよね。
息子が言うことを聞かないときや学校行きたくないときは、悪い子になっているのではなく、疲れているんですよね。本当に朝から晩まで泳いでいたし、砂糖と小麦粉ばかり食べていましたし。家にいるよりは少しは気も遣ったのだろうと思います。何かあったときにその人の人格のせいにするのではなくて、忙しいとか疲れているとかそっちを調整するようにしたいと思いました。皆さんもぜひ試してみてください。
オンラインサロン Ari’s Academia では、松村亜里が最新の心理学の研究から直接、その日から幸せが高められるような考え方や行動習慣をお伝えしています。同じ志を持つ仲間とそういうことをを習慣化することができます。だいたい入って1か月ほどで半分ぐらいの人が幸せを感じられるというデータが出ています。興味のある方は覗いてみてください。それでは松村亜里でした。よい1日をお過ごしください。
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