本レビュー新刊『Joy at Work』
こんまりさんこと近藤麻理恵さんの新刊『Joy at Work』の感想です。
おコロナ様のお陰で、普段であれば読むのに1ヵ月はかかりそうな英語で書かれた本を3日で読むことができました。
この表紙の『楽』は書道家・武田双雲さんが書かれたそうで、躍動感があって、腕を天に広げて楽しんでいる様なとても印象的な書体で、多分、日本っぽさが伝わり欧米人うけするのかなぁと思います。
本の内容は、仕事面で物理的、そして、心理的にどの様に片づけをして、毎日の仕事をときめかせるコツが書かれています。
項目に分けると7つに分かれ、
✨環境
✨デジタルデータ
✨時間
✨決定事項
✨ネットワーク
✨会議
✨チーム
仕事と一言で言っても見直すべきところは多様で、人生の約1/3を仕事に費さないといけないならば、いかにときめきを感じて仕事をすることの大切さに気づかされました。
一番印象に残ったのは最後の章のChapter 11。
こんまりさんの今までの苦労、正直な気持ちが書かれていて心に染み渡りました。
今の仕事がときめかない場合、どうすれば良いのか、辞めるべきか、転職すべきか、はたまた、起業すべきか、悩んでいる人へのアドバイスもとても参考になります。
それと、マネージャー/プロデューサーでもある旦那様の川原卓巳さんの秘訣もご紹介されていて、
2週間に1回約1時間、Self-reflection(内省)する時間をとって、
❓どうして働いているのか?
❓仕事を通してどんなことが達成できるのか?
❓理想の仕事生活?
について考える、との事。
こんまりさんが旦那様をとても尊敬していることがひしひしと伝わってきて、ご夫婦やお子さんがいらっしゃる方が仕事、共同生活をする上で楽しく働くコツが秘められた本です。
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