極楽は流山にあった -スパメッツァおおたか-
自然と調和し、洗練された空間に体を横たえる。
鳥のさえずりの中で、火照った体を外気にさらすことで、溢れる多幸感。
あれ?俺、浄土に迷い込んだ?
そんな極楽スパ「スパメッツァおおたか」が2022年4月にオープンしていた。
洗練された岩盤浴エリアから溢れ出る癒し
入口の短い下駄箱を抜けると多幸空間であった。
一面に広がるのは「岩盤浴ラウンジ」。
緑を基調とした空間に、リラックスした人々が調和している。
weworkを彷彿とさせる洗練された一角で、語り合う人々。
曲線的な家具や本棚、並ぶあらゆるくつろぎグッズは、眺めていて飽きることがない。
あぁ、これが噂に聞く北欧の「居心地がいい空間」ヒュッゲかな?いまいちピンと来ていなかった概念が、腑にバンジージャンプしてきた。
見渡す限り、芋虫になってごろ寝する人たち。眺めていると湧き上がってくる。あぁ、俺も芋虫の一員になりたい。横たえたい。この場所にいたい!
残念ながら時間的に足を踏み入れることができなかったが、入場1分後には、再訪を確信していた。
所狭しと並ぶ「ととのいベッド」は幸福製造機
露天風呂に踏み出し、まず目を引くのが見渡す限りの肉体。
20個ほど並ぶ外気浴用のごろ寝チェアー「ととのいベッド」。寛いだ肉体たちが重力に身を任せ、恍惚の表情を浮かべている。
(ととのいベッドのイメージ、↓これが近い)
サウナで一汗かき、ととのいベッドに身を任せる。
シンプルにきもちが良い。
椅子に比べてととのいベッドは、無駄な力が入らず、無二の快感が得られる。
体から抜ける熱とともに、力も抜く。太もも、お腹、背骨、最後は頭皮。
気温がちょうど良かった。体が冷えすぎず、風が火照る身体を撫でる。
何も考えず、ゆっくりと呼吸を追う。
目を閉じると聞こえてくる鳥のさえずり。
これが極楽かな?
否応無しに生命の危機を押し付けてくる激アツサウナからの「ととのいベッド」の多幸外気浴。体にじんわりと染み渡るぬるめの炭酸風呂。
これはハマるわ。
スパメッツァおおたか
入館料は1280円、流山おおたかの森駅(つくばエキスプレス)徒歩3分。
推していきたい。
バナーのイラストは @moda_ryou さんです。
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