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英語ってなぜ勉強しなきゃいけないの?
三日連続で記事を投稿し、三日坊主にはなってはいけないよーと思いつつ、すっかり坊主になってしまったNyao先生です😃
前回のコラムにて「英語を学ぶ目的」について言及したのですが、それについて「日本の生徒さんは、英語の必要性を疑問する場合も多く、なぜ大切なのかを伝えた上で、楽しさを重視することが大切ですよね。」という素晴らしいコメントをいただいきましたので、そこから話を広げたいと思います。
Nyao先生はあちこちの小学校で英語を教えていたことがあるのですが、子供たちから
「なんで英語なんか勉強しなきゃならないんだよ。どうせ大人になったって使わねーよ、俺なんか」
と言われることが、少なからずありました。
英語教室ではこんな風に言われることは、正直あまりないのです。なぜなら教室に通うような子は英語が好きで来ている子が多いし、もしくは親御さんに英語習得の意義を言い聞かされている(?)こともあるので、わざわざ私がその必要性を説くこともなく。
中学以降の生徒さんたちは、受験があったりでそれぞれのもティベーションがあり、宿題をわんさと出しても粛々とやっていたりします。
しかし、問題は公立の小学校です。
必ずしも英語が好きな子たちばかりではないわけです。
「英語は皆さんの将来のために必要なのよ」
と言っても、そんな未来に想像が及ぶ訳もなく。
ではどう答えればよいのか。子供にそんなことを言われ、
「英語って、ほら便利だし。海外旅行に行ったとしても・・・」
と言っても
「海外旅行なんか、これからも行かないよ。」
なんて言われてしまう。
なぜ覚えなければならないのか納得しないと、確かに覚えようという気にならないのですよね。
大人になれば、会社で必要なTOEICのスコアを上げないと昇進できないとか、社内公用語が英語になったとか、いろいろモティベーションの上げ方もあるわけですね。やらないと会社で生き残れないとなったら・・・・・必死でやりますよね。
学会発表のためには英語で論文を書かねば。
研究資料すべて英語だ!
そりゃもう、必死で英語読み込みますわ。
でも子供たちはどうしたらいいのでしょう。なんて説明すれば納得するのでしょう。
世界的にみても日本人は英語が苦手な人たちで通っていますが、その他の国との決定的な違いは何なのか。ヨーロッパ人など数カ国語話せて当たり前ですよね。
以前、友人のフランス人家族が日本に遊びに来たのですが、彼らは東京に来る前に「ちょっと広島と松江に寄ってきたんだけど」とのこと。で、彼ら曰く
「なんで日本ってこんなに英語通じないの?私たちは世界遺産とか観光地を見て回ったのよ?世界遺産なのに、英語通じないってびっくりよ!もう大変だったわー!」
え?そうなの?
そんなに英語通じないのか?日本って?あらためて驚愕するNyao先生。
中学からずっと英語勉強するのに?
なぜそんなに日本人は英語が苦手なのか?
その答えは先ほどの
「なんで英語なんか勉強しなきゃいけないんだよ」
というところなのではないでしょうか。
だってそんなこと言えるのは、
英語を使用しなくても現状生きていけるから
なんですよね。ある意味日本人は恵まれてると思いますよね。
数カ国語を話せるのが当たり前の国では、その外国語を話せなければ生きていけないからなんですよね。もうサバイバル!な訳で。
ここで言えるのは
「言語とは命がけで習得するもの」
ということではないかと思うのです。
Nyao先生も学生時代アメリカの大学にてちょろっと勉強・・・・いや、ちょろっとではなく、必死で勉強したんですが笑、最初の半年は泣きのオンパレード。なんだその英語、習ってないし!って必死で相手の言っていること丸暗記!そしてまた使う!を繰り返し習得していきました。まさにサバイバルーーーでしたが。
また、話を日本に戻すと、皆さんが日本語を学んできた過程も
実は“命がけ”だったのではないでしょうか?
以前、新宿区の幼稚園へ学生たちをインターンシップに送り出してました。
そこで英語活動の実習に行っていたわけです。
その幼稚園、新宿区という土地柄か、4分の1くらいの割合で韓国籍の子供が在籍していました。
韓国人のサポーターの先生が一人常駐しているものの、韓国籍の子供たちは、通常まったく日本語を話せないまま日本語の世界に放り込まれるそうですが、半年くらいで日本語に不自由がなくなるそうです!恐るべし、子供の能力!
しかし、そういう彼らもあの弱肉強食の幼稚園の世界をサバイバルするために、命がけで日本語を習得していくのです!笑
そうか、命がけか!
そう言われても、、、まさか日本の子供たちに
「さあ今日から英語は命がけで勉強してください!」
といって納得するわけがないですよね笑
だって日本語しかしゃべってないのに、生きてるしーー笑
困ってないしーー!
今日から英語話さないと給食抜きよ!くらいの勢いならサバイバル化するのでしょうか??・・・いやそんなことしたら虐待になりますから!!
じゃあ、どうすればいいのか。
正直100%の正解はないと思います。
ではNyao先生の場合はどうするのか。
私がいつも行っていること。それは
“ほめる”
へ??と思われた方も多いかと思います。
単純ですけど、とにかく子供を
たくさん褒める
それだけで子供たちがどうなるか。
驚く事なかれ
それだけのことで子供のやる気はあがり、英語やろう!
という“やる気スイッチ”が押されます。
だって英語の授業だと先生、たくさん褒めてくれる!
私のこと見てくれてるもん、認めてくれるもん!となります。
褒めるイコール
そのものの価値を見いだし、認めることなのですよね。
では、褒めたことでどんなことが起こっていくのか。。。
どんどん話が長くなって行くので、今日はここまで。次回はぜひそのミラクルに言及したいと思います!
はい、ではここで本日の単語。
“言及 ”
mention
~について述べる 言及する
mention A to B
AについてBに言う・・・
って言ってますね笑
ぜひ覚えてくださいね!
次回はNyao先生の褒め褒め作戦で子供たちがどう変わっていくのか、お話ししたいと思います!
最後まで目を通してくださってありがとうございました♡
また遊びに来てくださいねーー!