僕と頭の中の落書きたち
Twitter、じゃなくて今はXか…
Xってなんなのすごい嫌、厨二病かよ…
大好きだったTwitterでめちゃくちゃ泣けるしNetflixでの配信がそろそろ終わるって書いてあったからみた
主人公が統合失調症と診断されて
それでも病気を隠しながら学校生活を送る話
私は統合失調症じゃないけど
パニック障害っていう違う病気だけど
自分と重なる部分が多くてすっごい怖くなったし泣けた
主人公が幻覚を見て家や学校でパニックになる
視界がグラグラして周りの声が遠くなる
画面ワークとか主人公が見てるであろう景色全てが私の記憶とぴったりリンクしてるようで
少し胸がドキドキした
病気を抱えているけど
あなたは病気そのものじゃない
という言葉
どこかで聞いたことあるような気がした
カウンセリングの先生に言われたような
病院の先生に言われたような
どこで言われたのか全く思い出せないけど
そのフレーズだけは覚えていた
そんなの頭では分かっているんだけどな
病気に蝕まれる自分を病気と切り離して考えることは難しい
母が主人公に
辛いのはあなただけじゃない
私だって頑張っている みたいなことを
喧嘩の最中に言ってしまう
あーあ、1番言われたくないことだと思った
だって本人が1番辛いに決まってるし
それなら放っておいてほしいっておもう
そしてその言葉を家族や愛している人から言われたらもう、死にたくなる
自分だってなりたくてなってないし、治せるなら一刻も早く治したい、でもうまくいかない
周りに迷惑かけてるなんて分かってる
分かってるからこそ言われたくないのに
死ねとか言われるよりも辛い
主人公の母が必死に病気のことを調べたり、やけに明るく話しかけてきたり、
私の母も病気の私を見てこんなふうに思っていたのかなと考えたら辛くなった
私がいつか子供を産んでその子が精神的な病気にかかったらなにをしてあげられるだろうか
母の新しい恋人がすごく嫌な奴に見えてしまって主人公も嫌っていたけど私もすごく嫌だった
主人公を邪険にしてるようにしかみえなくて
病気を恐れて、病気というか主人公を恐れているようにしかみえなくて
でもかっこいい大人だった
干渉しすぎず影から支えて嫌味な役回りをする
本当は最初から主人公のことを愛して考えてくれていたんだと気づいた時は涙が止まらなかった
こんなふうに、分かっていても損な役回りをして子供を支えてあげられるような大人が
そうそういるもんじゃないし私の傍にもいてくれたら良かった
私の母は私の前で病気の話を一瞬もしたことがない
だからずっと私に興味無いと思っていた
でもこの映画をみてそんな事ないのかなと思った
親はどんな状態でも子供を愛して大切にしてくれる
本人よりも病気に向き合ってくれていたかもしれない
私の母もそうだったのかな
今も変わらず私のそばにいてくれる母に改めて感謝した