〜数学編〜医学部受験逆転合格記録
数学を伸ばすコツ
数学の勉強のコツは、
計算力をひたすら高める
典型問題をひたすら理解、暗記
応用問題をひたすら解く
の3ステップだと思います。
特に疎かにされがちなのは「計算力」。
数学が苦手な人は大抵、計算問題をあまり解いていません。
典型問題や応用問題の理解にばかり力を入れています。
確かに、定理の証明や応用問題の理解は大切です。しかし、まず行うべきは基礎力の向上です。
私自身、数学は得意科目だと思っていました。
しかし現役のときは予想外に伸び悩みました。
そこで、初心に帰ろうと一浪目の始めに計算問題を解きまくりました。
すると一気に数学の成績が伸びたのです。
騙されたと思って計算を極めてください。
基礎から地道に練習を繰り返し、自信をつけていくことで苦手意識は払拭されます。
得意だけど伸び悩んでる人も、きっと飛躍のきっかけになると思います。
問題集の進め方
一周目。書いて解く。
夜、その日解いた問題を、書かずに答えを見てざっと復習する。
次の日の朝、2と同じように復習する。
二周目。一周目め間違えた問題のみを書いて復習。
2〜3を繰り返す。
三週目。二周目で間違えた問題を書いて復習。
2〜3を繰り返す。
一冊の問題集はできるだけ早く終わらせましょう。
一番大事なのは復習とです。
ちょっと考えても分からない問題はすぐ答えを見て構いません。
理解して復習を繰り返しましょう。
また、時間をかけすぎるとやる気もなくします。
受験はメンタルです。
問題集を早く終え、自己肯定感を高めるのも大切です。
ちなみにこの勉強法はエビングハウスの忘却曲線に沿っています。
闇雲に問題集を進めるより、確実に知識が定着しますよ。
意外と馬鹿になりません。
数学の使用した問題集
いよいよ問題集を紹介していきますが…。
私は、受験の武器を数学にしていました。
なので、結構エグい量をこなしたと思っています。(笑)
取捨選択をしっかり行ってください!
基礎
カルキュール1a.2b.3
基礎を鍛える計算問題が沢山載っています。
まずはこれを極めてください。
これで基礎はバッチリです!
数弱脱出、数強への第一歩は必ず開けます。
チョイス1a.2b.3
カルキュールよりは少し歯ごたえのある問題が載っています。
しかし!!
間違えることはあっても、カルキュールで基礎を鍛えられていれば復習で必ず定着できます!
てか、この二冊だけでも割と伸びると思いますよ。
やっぱり基礎って大事!!!
典型問題
理系数学のプラチカ1a2b
典型問題、良問の寄せ集めですね。
模試で標準問題が来たら、ほぼほぼ自信を持って解けるようになると思います!
ちなみに、数3はめちゃくちゃ難しので後回しにしましょう(笑)
青チャート1a.2b.3
正直これは飛ばしたほうがいいかもしれないです。(笑)
私は圧倒的演習量を積みたかったので、例題だけ爆速でしました。
時間もかかるし、応用問題は普通に難しいです。
てか、分厚いからやる気失くします。
受験はメンタル!
やる気の出る問題集が一番ですね。
一対一対応の数学 a、2、b、微積、複素数
めちゃくちゃいいです。
青チャートやるより、断然こっちですね。
薄いし、カッコいいし、やる気が出ます。
何より解説が素晴らしいです。
解説をしっかり理解して、ひたすら復習するだけで結構伸びるのではないでしょうか。
個人的には、ベクトルや複素数が苦手だったので、これで克服できました。
新数学スタンダード演習
数学3スタンダード演習
良問かつ、プラチカより難しく莫大な演習量が詰めます。
おそらくこれをやり超えた後、数学への自信は揺るぎないものになっているでしょう。(笑)
大学への数学月刊誌
完全に暇な人向けです。
スタンダード演習をやり終えてもなお、演習を積みたい方はおすすめです。
私は二浪目、時間が有り余っていたので定期購読していました。
応募するやつは難しすぎてしていません。
応用
理系数学のプラチカ3
とても歯ごたえのある問題でした。
しかし、問題数は多くなく、薄いのでやる気は出ます。
これをこなせれば数強まったなしですね。
プラチカはやはり解説もわかりやすく、素晴らしいです。
やさしくない理系数学
まじで優しくないです。
私はこれは諦めました。(笑)
まあ、あまり難しすぎる物に手を出しても消化不良になるので、程々がいいかもしれません。
分野別
微積分基礎の極意
難しいですが、確かに微積の基礎が理解できます。
演習を沢山積んだうえでこれをすれば、気付くことも多いかもですね!
私は大好きでした。微積は大事ですね。
整数
整数は苦手だったのでやりました。
医学部受験なら、そこまで難しいものは出ないと思いますし、これで十分です。
多分!(笑)
最後に…
実際に使用した問題集は他にもありますが、印象深いのはこんなもんですね。
やる気の出る問題集を選ぶ
演習量をこなす。
復習を必ず行う。(上のを参考に!)
これらを大切に、頑張りましょう!
数学は極めれば安定します。
そして差も付きます。
武器にして損はないです。
しっかり時間を確保すべきですね!
では、数学の紹介はここらへんにしておきます。
これまでの具体的成績の推移、英語の勉強法について書いた記事もぜひ読んでみてください。
お暇な医大生でした。
それではまた!