【業務効率化】Power Automate for Desktopを使ってPDFを結合してみよう
前回こちらの記事で、PDFの分割を分割方法を紹介しましたが、今度は結合する方法を紹介したいと思います。
分割は印刷機能を使って代替できたりするのですが、結合はそうはいかないため、自分で編集できるようにフローを準備しておくと便利かもしれません。
もちろん、ノーコードでできますので、プログラミングに苦手意識のある方も大丈夫です。
Let's Try!
1.事前準備
結合させたいPDFを格納するフォルダを作成します。
わたしは「merge」というフォルダを準備しました。
結合させたいPDFをすべて同じフォルダに入れてください。
2.フロー作成
「フォルダー」メニューから「フォルダー内のファイルを取得」を選択し、ドラッグアンドドロップでフローを設定します。
フローの中身には、
【全般】事前準備で作成したフォルダを設定します。
【詳細】フォルダ内の並べ替えを設定します。今回の場合は、「名前」の「降順」を設定します。
ここは、結合させたいファイルによって、カスタマイズしてください。
次に「PDFファイルを結合」を選択し、ドラッグアンドドロップでフローを設定します。
【全般】
PDFファイル:%Files%変数を選択します
結合されたPDFのパス:結合させたPDFのパスを記載します
ファイルが存在する場合:以下のいずれかを選択します。
上書き
指定のファイルが上書きされます
上書きしない
上書きせず終了します
連番のサフィックスを追加します
ファイル名に(1)などを付けて新しくファイルを保存します
いかがでしたか?
フローを二つ設定するだけで簡単にPDFを結合することができました。
他にもPDFから文字を取り出したり、同じMicrosoft製品のExcelを操作できるフローも準備されているので、工夫次第で業務効率化を図れそうですね。