久しぶりの更新〜Be Free〜
正社員という生き方をやめて約2ヶ月。精神的にも身体的にも様々な変化が出てきている。
理由は明らかでストレスフリーという事。そして正々堂々と副業が出来、自由な生き方が確立しつつある。それでも前職の月給と大差がない。ボーナスという概念はなくなったけれど、心身ともに疲弊してやりたい事が出来ない対価としては何の価値もない。むしろ「慰謝料」みたいなものだ。慰謝料を所得にするつもりはない。
不思議である。介護の仕事はいつもそうで、正社員で働くと必ず変なトラブルがある。そのほとんどが人間関係であるが、攻撃してくる輩がいる。やたらと揚げ足をとってくる。そんな奴らに限って大した事がない、そしてご利用者にとっては「良くないと世間では思われる」振る舞いをしているものだ。
もうこんな生命体と関わりながら仕事をするのが嫌になったというのが本音。そして割り切って派遣や夜勤専従という比較的人間関係が希薄な働き方を選んだ事により、かなりストレスが軽減した。何よりも就労先から感謝される事がほとんどなので自己肯定感が増す働き方なので僕には合っていると信じている。
ところが面白い事に全ての介護職員に当てはまるわけではないけれど、最近の傾向として更にも増して介護職員の人員は不足しており、いわゆる正職員の数が足りない。もちろん、ある程度充足して余裕のあるケアを実践している施設もあるかもしれないけれど、未だにお目にかかった事がない。
一部の介護従事者は気が付いているのかもしれない。介護職は正社員で働くメリットが本当にあるのか?僕はないと感じている。なぜなら派遣の介護職の時給は悪くない。正社員としての月給と大差がないか、それ以上を貰える可能性もある。もちろん経験値や所有資格にもよる。では正社員だと何が割に合わないのか?
面倒な人間関係、雑務、委員会や係の仕事、会議、居室(ご利用者)担当としての様々な業務。僕はこれらが嫌になった。本当は嫌いではないのだけれど、通常ケアシフトの中でどうやってこれらの業務をするのだろう。残業してまで?サービス残業?
かつて勤めたとある施設(10年位前)は事務作業やその他イベント等の際は通常ケアシフトとしてではなく、現場のケアをしなくてもよい日勤業務としてシフトに組み込んでくれた事がある。これなら現場で急変事態が発生しない限りは自分だけの業務に専念できる。今考えれば最近の介護施設の人員体制ではありえない事だ。
つまりこれ位の余裕ある状況になって欲しいにもかかわらず、あいも変わらず職員不足、離職率の高さから入職してもすぐ辞める、またはばっくれる。これでは1人当たりの負担は大きく、疲弊する。当然ご利用者へのケアにも影響する。役職者になれば尚更だ。
そこまでしてやるべきか?そう考え、思い切って働き方、生き方も変えてみる事にしたが、正直満足である。自分のやりたい事、心身のコンディション維持、次の目標に向けてのアクションが起こしやすくなった事。これが今の自分がやりたい事だ。
次のステップに向かうにはもう少し準備が必要。楽しみにまっていて欲しい。