NHK国際放送が中国現地で放送中断された記録を日本側の資料で集め、チェックしてみました。
中国では検閲があることを不自然とも思わず感じて報道しているのかわかりませんが、NHK国際放送は、受信料からなりたつ公共放送でもあります。放送中断の詳細(日時と時間帯および内容)NHK自身が取りまとめて公表するべきだと思います。
当時者たるNHK自身が把握しているはずで、放送中断の詳細をNHKが公表していないことが、中国の検閲に協力しているという自覚があるのかどうかというところです。
また、国際放送がどのような仕掛けで中断されたのか、国会の総務委員会でも取り上げ、明確にするべきではないでしょうか。これは、中国での言論統制についての問題ではなく、日本の言論の自由が脅かされている問題なのです。
『西日本新聞』2020年11月18日で 同紙の坂本信博記者が主な事例としてレポートしています。
これに限らず、坂本信博記者の中国報道は高く評価されるべきものです。
NHKに取材した内容もありますが、興味深いのはその具体的な作業の流れです。
NHKのこの他人事感(とでも呼ぶべきかな?)は一体何でしょうか。以下は産経新聞をはじめとして、放送が中断されている日時や内容をまとめたのですが、実はこれ以外にもあるかもしれません。NHK自身でその詳細を明らかにするべきだと思います。
以下、データです。(日付新しい順次々に増えているからです。)