C-C-B楽曲レビュー⑭「ナヤミの種」
完全に気分で選曲しているこのコーナー。笑
今日は「ナヤミの種」です!
前に書いた、超個人的C-C-Bで好きな曲ベストテン記事では
7位に選んでいます。
「ナヤミの種」はC-C-Bの中では特殊な曲で、
バンドの曲と言うよりは笠くんのソロ曲に近いです。
とは言え、脇はメンバーで固めているので、
C-C-Bの曲と言っても過言ではないんですけどね。
歌唱は笠くんとC-C-B、作曲は渡辺さん、
作詞はおなじみ川村真澄さん、編曲は田口さんと米川くんなんですねー。
って、もうこれC-C-Bじゃん。
それにしてもこんな可愛い曲も作れちゃうんですね。
幅広いなぁ。
正式なC-C-Bの曲ではないので、
基本的にはどこにも収録されていないのですが、
「曲数多くてすいません」のベストアルバムにだけは収録されています。
私は「ナヤミの種」が聴きたいがためにこのベスト盤を買いました。
この曲は1986年の12月から1987年の1月まで
NHKの「みんなのうた」で放送された曲です。
どういういきさつでC-C-Bが「みんなのうた」の曲を
歌う事になったんだろう?
笠くんのキャラクターと声が、
子供向け番組にマッチするからオファーが来たのかな?
何はともあれ、『笠くん&みんなのうたのコラボは大正解ですね!』
と言える出来栄えの曲です。
可愛くてほのぼのした曲です。
歌詞はお金がなくて好きな女の子に
プレゼントを買えない男の子の悩みを歌っています。
悩みの青い種を蒔いたら雨の度に増えちゃったりして大変なんだけど
(悩み=ブルーをかけたり、雨の日は一層ブルーになっちゃうのを
上手く表現しているなーと思いました)、
最終的には「コマリ(困り)」という白い花が咲いて、
それを彼女のプレゼントにしようというお話です。
個人的には「困り」の花ってちょっとネガティブな感じがしてしまうのですが、
「君に決め手の花束をあげよう!」というオチは前向きで良いかなと思います。
「みんなのうた」で流れていたアニメーションも可愛かったですね。
ヘッダー画像にあるイラストがそのアニメーションの絵です。
ちなみに、一度だけNHKの番組内で笠くんがこの曲を一人で歌いました。
いつものドラムは無しで、椅子に座って歌っていたのですが、
「Telephone」でベース無しで歌わされた渡辺さんがそうだったように、
笠くんもかなり所在無さげに歌っています。
YouTubeの動画、もしかしたらもう消されちゃってるかもしれないけど、
良かったら探してみて下さい。
この時の事はラジオでも散々いじられていました。
口パクでの収録でいつもと違う勝手に緊張していたようですが、
収録後、マネージャーさんは大丈夫だったと言っていたので
笠くん的には「ほんと!?」と安心していたようです。
が、しかし、メンバーからも家族からも
「口が合ってない!」と指摘され「大丈夫って言ってたのにー」と
ぼやいていましたね。笑
このテレビ番組を見た時の感想が日記にあったのでご紹介します。
日記のアップ久しぶりなので、新しい読者さんに向けて言い訳ですが、
高校生当時に書いたものを原文のままアップしています。
高校生の文章とは思えないくらいひらがな多め、
言葉遣いもおかしい(どうしてドラムを「ひく」って言ってんだろ・・)、
そして思春期ならではの正直で辛辣な言葉もありますが、
ご容赦下さい・・。
笠くんね、確かにこのテレビで見た時の衣装と髪型が
地味だったんですよね。(^ ^;)
NHKだからかな?(紅白では派手だったけど・・)
普段ドバババ!!ってドラム叩きながら歌う
勢いのある笠くんしか見ていないので、
大人しく見えちゃったんでしょうね。
今見たらそれも可愛いと思いますけどね。
最後急に渡辺さんの話に飛んでますが(苦笑)、
渡辺さんの話は確かにそうですよね。
27歳には見えなかったな。
C-C-Bを封印していた期間にも
ふと口ずさんでしまう曲がいくつかあったのですが、
「ナヤミの種」もその中の一つでしたね。
「あー! もうどうしよう!!」という局面になると、
「ナヤミ、ナヤミ、ナヤミのぉ〜」なんて脳内で歌ってました。笑
そのくらい、このフレーズは脳内に焼き付きます。
こういうキャッチーな曲作りは渡辺さんの得意技ですね。
「ボン ボン」や「アイヤイヤイヤ」というコーラスは、
ちょっとオールディーズ風でもあり。
(ど頭の「ボン ボン」は関口さんかな?
だとしたらほんとにメンバー総出じゃん!笑)
何気にアレンジはおしゃれです。
良かったら「ナヤミの種」聴いてみて下さい♪
↑リクエストできるのか?
NHKのサイトでまだ紹介されてた!