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私、猫だからむつかしいことはわかんなーい

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私、猫だからむつかしいことはわかんなーい

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ありがとう、またね

大好きだった人に振られた。 突然だった。彼女が出来た、と告げられた。 自分史上最も色々な感情になった恋だった。 貴重な人生経験なので、今考えていることを書き留めて整理しておきたい。 未練があって書いている訳ではない。 狭い部屋に、住んでいる彼だった。 バイクと素っ気ない女と煙草を好み、彫りが深くて長髪と髭が似合う、20歳にしては渋く魅惑的な彼だった。 食べ物と言えば牛丼屋かラーメン屋しか知らないくせに、常に世の中の様々な物事に疑問を持って生きているから不思議だった。 難解

    • 荷物を取りに

      上手いことは書かなくて良い。 本心を隠すことが多かったから自分に許可を出してから書き始める。 ただ2人で居たかった。 ずっとずっと終わりが来なければいいのに、と いつも終わりそうになる度思った。 きらきらしている毎日だった。 追いかけるのが楽しかった。同時に、辛かった。 いつの間にか2人だけの問題じゃなくなって、相手を見失って、自分がどうしたいのかも分からなくなっていた。 思い通りに相手を動かそうとして、それが叶わなかったら逆ギレするなんて、なんて子供なのだろう。いつも