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【進化版】哲学的エッセイジェネレーター【GPT遊び大全 ep.2】


みなさん、こんにちは。哲学的エンジニア(自称)です。

前回の【GPT遊び大全 ep.1】では、コードレビューの指摘を「哲学エッセイジェネレーター」で華麗(?)に切り返す方法をご紹介しましたが、楽しんでいただけましたでしょうか?

さて、今回はさらに一歩進んで、この哲学エッセイジェネレーターの新たなステージへ。レビューのコメントに対して、より多彩で奥深い哲学的反論を生成するための進化版をご提案します。これで皆さんのコードレビューが、ますますアートのような世界に…!


レベルアップ!「ソクラテス風反論モード」と「東洋哲学モード」

哲学的切り返しにもっとバリエーションが欲しい? もちろん対応可能です!以下の新しいモードを追加してみましょう。:

  1. ソクラテス風反論モード

    • ソクラテスが得意とした「対話法」で、質問を重ねて相手に考えさせるスタイル。

    • 例: レビューコメント「この関数は長すぎます」に対して…

      • GPT:「長さとは何か?本当にそれが問題なのだろうか?私たちの感覚は、常に正しいと言えるのだろうか?」

  2. 東洋哲学風モード

    • 禅や道教の考えに基づき、コメントを哲学的な矛盾を含む奥深い反論で返します。

    • 例: レビューコメント「このアルゴリズム、効率が悪いですよね」に対して…

      • GPT:「効率とは、何を指すのでしょうか?あるがままに流れる川のように、このコードも自然の一部と考えては?」


カスタム哲学プロンプトテンプレートで無限の反論

レビューコメントに応じて反論のテンプレートを自動生成してくれる機能も追加しました。使用方法はいたってシンプル。哲学のスタイルを指定するだけです!

def generate_custom_philosophical_response(review_comment, philosophy_style="ソクラテス風"):
    prompt = f"{philosophy_style}で次のレビューコメントに対する反論を生成してください。\n\nレビューコメント: \"{review_comment}\"\n\n反論:"
    response = openai.Completion.create(
        model="gpt-3.5-turbo",
        messages=[{"role": "user", "content": prompt}],
        max_tokens=150,
        temperature=0.8,
    )
    return response.choices[0].text.strip()

例:
レビューコメント「コード全体が読みにくい」

  • ソクラテス風反論

「読むという行為は、ただ文字を追うことなのか?それとも、心で感じるものなのか?」

  • 東洋哲学風反論

「言葉は水のように流れ、コードもまた読む者にその形をなす。読みにくさとは、読む者の心の波紋である。」


Zenモード切り替えボタンで気軽に哲学モードチェンジ

Flaskで「Zenモード切り替え機能」を作れば、クリックひとつで「ソクラテス風」や「東洋哲学風」などモードを簡単に切り替えられるように!ボタンひとつで哲学的反論を生成し、チームのリアクションを楽しめます。

from flask import Flask, render_template, request
import openai

app = Flask(__name__)

@app.route("/", methods=["GET", "POST"])
def index():
    if request.method == "POST":
        review_comment = request.form["review_comment"]
        philosophy_style = request.form["philosophy_style"]
        response = generate_custom_philosophical_response(review_comment, philosophy_style)
        return render_template("index.html", response=response)
    return render_template("index.html")

def generate_custom_philosophical_response(review_comment, philosophy_style):
    prompt = f"{philosophy_style}でレビューコメントに対する反論を書いてください。\nレビューコメント: \"{review_comment}\""
    response = openai.Completion.create(
        model="gpt-3.5-turbo",
        messages=[{"role": "user", "content": prompt}],
        max_tokens=150,
        temperature=0.8,
    )
    return response.choices[0].text.strip()

if __name__ == "__main__":
    app.run(debug=True)

使いどころのポイント

  1. 軽いジョークとして活用

    • 楽しみながら使いましょう。哲学モードは、意外な気づきや深みを与えるかも?

  2. チームでのコミュニケーション促進

    • 時にはユーモアを交えて、真面目な議論に新鮮な空気を入れるのも良いですね!

  3. 哲学に興味を持つきっかけに

    • 思わぬ「哲学の扉」を開くかもしれません。


免責事項

本記事はエンターテインメント目的で作成されており、哲学的な反論の使用はあくまでジョークとしてお楽しみください。実際の業務においては、チームや状況に応じて適切にご判断ください。また、AIの出力内容について、作者やOpenAIは一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。


再度ChatGPT 4oで書いてみたのですが、やっぱり簡単なプロンプトだと、面白くしようとして文章がくどくなる癖があるみたいです。

「前回の記事の続編を書いて」という指示の場合
「Claudeみたいに書いて」と頼んだらだいぶ改善しました

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にゃほ
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