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情報洪水時代の「情報の捨て方」【1】
おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
消耗せずに成果が出る情報の捨て方
山本 太平 著
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●はじめに
現代は情報洪水時代。
どうしたら今のような時代、社会で、無用に自分を削ることなく成果を追い求められるだろうか。
今、私たちを〝本当に消耗させているもの〟とは、何なのだろうか。
それを明らかにし、きれいさっぱり「捨てる」ことができたなら、私たちは、きっと今の時代を軽快に楽しく、そして自分らしく、生きていけるに違いありません。
本書を通して一緒に情報洪水時代の泳ぎ方をみにつけられたらと思います。
●「教える」を捨てる
面倒見のいい上司は、いい上司でしょうか。
昨今は、細かく丁寧な指示を出し、部下を管理してあげることが「面倒見のいい上司」とされる風潮があります。
しかし、そのようなマイクロマネジメントは本当に必要でしょうか。
「部下のミスを防ぐために細かく指導するのは当然だ」と考える人もいると思います。
しかし実際は99%の失敗は、あとからリカバリーできるはずです。
手取り足取り教えるよりも、自分でやらせて失敗から学ぶほうが結果的に早く成長するものです。
●「メモ」を捨てる
「メモ魔」になることが「できる人」だと思う人がいるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。
そのメモ、あとでちゃんと見返していますか?
メモ帳ではなく話し手に視線を向けると、相手の表情や声のトーンなどの情報も含めて記憶に刻まれます。
そのためには視覚と聴覚をフルに使わなければなりません。
メモは、取れば取るほど、大事な情報を取りこぼしかねないのです。
●「トレンド」を捨てる
SNSやニュースで話題になっているビジネストレンドに振り回されてしまうことはありませんか?
トレンドを「知ること」と「流されること」は違います。
「流行っているから…」は判断基準になりません。
一時の流行を判断基準に用いるのは問題となってくる場合があるからです。
著者は情報の取り方として「現地現物」を鉄則としています。
●「成功体験」を捨てる
ある営業担当者が顧客のニーズを詳細に調査し、個別の提案資料を用意し、丁寧に説明してうまくいったとします。
しかし、次回も同じ方法でうまくいくとは限りません。
市場のトレンドや顧客の好み、競争環境は常に変わるからです。
成功した瞬間、「やったぜ、自分!」と少し自画自賛したら、その後はすぐにその成功体験を捨てて、次の成功に向けて進み出しましょう。
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【2】に続きます♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)