シンプルな会話術の極意とは?【1】
おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
会って、話すこと。
田中 泰延 著
●相手はあなたに興味がない
会話の本には需要があります。
みんなどう話していいのか悩んでいるのです。
本屋さんに行って会話術のコーナーに行くとたくさんの話し方の本があります。
どの本にも書いているのは、
「聞き方が大事」
「相手の言っている内容を理解する」
「話を聞いていることを相手に伝える」
などどれも判をついたように同じことが書いてある。
他人の話を聞くということは、ここまで注意されて訓練を積まなければできないことなのだ。
これは、
「人間は他人の話を聞きたくない」ということではないか。
著者は逆の発想だ。
・わたしの話を聞いてもらわなければならない。
・あなたの話を聞かなければならない。
最初に、この2つの考えを捨てたら楽になる。
そして、それこそ著者が会話において意識してきたことなのだ。
●あなたも相手に興味はない
初対面で突然人生相談をされたら困惑するもの。
人はお互いに、他人のストーリーやバックグラウンド、歴史を、そんなすぐには聞きたくないのである。
そこを早い段階で話そうとするから、会話は失敗する。
しかし、会話が上手な人、人望のある人、お金持ちの人の話をよく聞いてみてほしい。
「この人、自分の事情ってないのだろうか?」
と思うような話題で会話をスタートさせている。
では、いったいその話題とは、なんなのだろうか。
●わたしのことではなく、あなたのことでもなく、「外部のこと」を話そう
「新婚さんいらっしゃい!」の桂文枝師匠のような、椅子から転げ落ちるリアクションをすることはふだんできない。
また、「私はあなたの話を聞きますから、あなたは私の話を聞く義務がある」などと考える人には、話しかけられたくない。
では、どうするか。
相手のことも、自分のことも話さない。
ある意味、「どうでもいいことを話す」。
これこそが会話をする理由である。
●「雑談」は、ちょっとした知っていることを言えばいい
よく「雑談」というが、相手にとってはあなたの問わず語りやむやみやたらな質問は「雑音」である。
会話のベースは「知識」にある。
世の中の「おもしろい会話」「楽しく盛り上がる会話」のほとんどが「知識」をベースにしている。
だから人は勉強する必要があるのだ。
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【2】に続きます♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)