【大阪】四天王寺〜住吉大社、そして旅の戒め
こんにちは、47都道府県の2巡目を旅する、にうと申します。
今週末は大阪に参拝旅行&勉強会に参加してきました。
久々の住吉大社、そして初めての四天王寺参拝。そして楽しくも学びの深い勉強会。
アクシデントをその場の勢いでなんとかしつつも、反省の多い旅行でした。
荷物減らしのためスマホでの撮影ですが、写真と共にご紹介します。
四天王寺参拝と高所恐怖症
四天王寺とは、聖徳太子が建立した日本最初のお寺。
お寺なのに入口には鳥居があるなど、少し不思議な雰囲気のお寺でした。
五重の塔に上ってみました。
螺旋状の階段を5階分までぐるぐる上るなかで、思い出したことがあります。
「あ、そういえば私、高所恐怖症だわ」
途中で帰ろうかなと思いました。
でも、せっかく上りはじめたので、最後まで行ってやろうじゃないの、と、ふんどしの紐を締め直しました。
このお寺を建立した聖徳太子も、気合いを入れる時はふんどしの紐を締め直したのだろうなと。
上りよりも下りのほうがニガテです。
「ひいぃぃ」と足元をざわつかせながらも、
「手すりは持ってる。
あとは、
一段一段を丁寧に下りるだけだ」
と思い直しました。
相変わらず怖かったですが、今までよりも救いようのある感じで下りることができました。
仕事や人生でも未知のものに立ち向かうときって恐怖を覚えるものです。
ですが、この階段を下りるときのように目の前の一つ一つに丁寧に向き合うことで、怖いながらも前へ進めるのかなと思うなどしました。
なお、ふんどしは古墳時代の頃には存在していたようですが、聖徳太子がお召しになっていたかどうかはナゾです。
住吉大社参拝と鯛みくじ
次に、住吉大社へ。
住吉大社は摂津国一之宮であり、歴史ある神社です。
釣りの功徳も得られるということで、釣りのお守りも頒布されてました。
鯛の人形が付いたおみくじ「鯛みくじ」が見えたので近づいてみると、釣りざおを垂らして、それを鯛の人形に引っ掛けておみくじをひくスタイル。
「金の鯛がいーなー。」
と狙いを定めたものの釣り上げることが出来ず、結局、釣りざおに引っかかったのはパステルグリーンの鯛。
(熱帯魚でしょうか、、、?)
何食わぬ顔で緑の鯛をそっと戻し、何食わぬ顔で金の鯛をいただこうかとも思いましたが、
「いや、これが私のデスティニーという名のおみくじだワ」
と思い直して、緑の鯛をカバンに入れました。
自分の思い通りにならないと、拗ねたりやさぐれたり、なんなら他の人が羨ましく思えたりしがちですが、せめて神社に来たときくらいは神さまにお任せしよう(そして、日常生活でも可能な範囲で)。
そんなことを思うなどしました。
ちなみに緑の鯛のおみくじは「末吉」でしたが、和歌やコメントをみると未来は明るそうです。
旅の戒めと、これから
今回の旅は、移動手段に関して課題が残る内容でした。
大阪行きの夜行バスを予約したつもりがうまく予約出来ておらず、それに気付いたのが出発2時間前
グーグルマップの言う通りのホームで電車を待ってたら、隣のホームから同じ方面に行く電車が何本か先に出てた
バス停に早々と到着したので次のバス停に向かったら、そのバス停には私が乗りたかったバスが停車しなかった
いずれも、初めての駅やバス停で起きたアクシデント。
良かれと思ってしたことが、すべて裏目裏目に出てしまいました。
結局はなんとかなってしまうので、その場でバタバタして終わりにしていました。
ですが、忙しなくやり過ごすのではなく、「丁寧に確認する」「タイパに囚われずその場で待つという選択肢も持つ」といった視点も必要だなと感じました。
今の状態は、ムダに動き回った挙句にエネルギーロスをしているような感じです。
…とここまで書いてみて、今回参加した勉強会で学んだことと同じだなと気が付きました。
同じ課題が、生き方にも旅にも現れていたようです(^_^*)
まずは一つ一つのご縁を大切に、丁寧な生き方をしようと思うなどしたのでした。