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タイミングを逃さないように身に着けておきたいこと(DAY354)
「これは『呼ばれてる!』」
出張の予定が諸事情により急遽なくなって。
インターチェンジの近くの
コンビニに居たワタシは、
車をUターン。
進路を南から東へと変え・・・
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東日本大震災による原発事故周辺の施設へ。
つい2~3日前、何故か
「あ、行かなきゃ」
って思ったもののその日は施設のお休みの日で。
いつ行こうかな、って思っていたところだった。
東日本大震災・原子力災害伝承館
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浪江町立・請戸小学校跡(震災遺構)
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黒板の寄せ書きの前でボロ泣きした。
震災後に書かれたものらしい。
人の(熱い)想いが込められたものに、弱い。
普段は潜められた熱が、
ココロザシや夢、のために突如燃え上がる瞬間とか、
もうだめ、好きすぎて。
(書籍『永遠のゼロ』の景浦が好きです。。。察して)
言葉や声にほとばしる想いが詰め込まれていて
圧縮ファイルのようになってる。
圧縮布団袋でも可。
きっと、命を落とした方の想いを受け継いで、
この黒板の文字たち(文字を書いた人たち)は
命を燃やし続けるのだろう。
請戸小学校では、
教員の皆様のご尽力により、
一人の被害者も出さずに
避難することができたのだとか。
先生、ありがとうございます。
小学校の目と鼻の先にある海から、
津波が押し寄せてきただろう。
それは、どれだけの恐ろしさか。
そんな児童たちにとって、
先生の存在はどれほど力強く眩しいものであったか。
先生方も
不安でたまらなかったでしょうに。。。
あの日は3月とは思えない寒い日だった。
恐怖だけではなく
寒さでも震える子どもたちがいただろう。
お腹が空いただろう。
これからどうなるんだろう?って
どうしたらよいか分からなかっただろう。
当時の感情に、
ほんの少しばかり近づけたような気が。。。したい。
請戸港
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タイミングを逃さないために身に付けておきたいこと
ずっと行きたいって思っていた土地に
足を踏み入れ、祈ることができてよかった。
ざんぶと波が来たら、
構わずに飛び込んでみること。
「あ、今だ」
って身体が感じたのに、
「いやでも。。。」
って遠慮してしまったことはないだろうか。
はい、ワタシです。。。
難しく考え過ぎてしまう。頭で。
チャンスを手に入れるとき、
膂力が必要なんだと思ってた。
腕力みたいなもの、ね。
でも、
膂力、というよりは、
長縄跳びにぴゃっと入り込む、
ベルトコンベアーにすっと飛び乗る
波を信じてソレに委ねる力のほうが
大切なのかもしれないなと感じた。。。
そのためには
「いつでも乗るよ~」って
準備をしておくこと。
身軽でいること、
未完了を減らしていること、
身体の声、風の匂いをみること、
波に乗る余白、というのだろうか。
そういったことが大事だなと思った。