京都の「あの風景」が、ひとり旅したいけどできない女子の背中を押す(京都府)3/47
飛び石、あんがい侮れない!
こんにちは、旅するミニマリスト「にう」と申します。
私はストレスでハイブランドのワンピをカード限度額まで購入した反動から「ミニマリスト」という概念を知り、ミニマリストの道を歩んでます。
現在、都心とイナカのデュアルライフをしながらミニマルに暮らしています。
旅行が趣味で、現在、47都道府県2巡目。
このnoteには旅の記録や、旅とミニマルに関する記事を記していこうと考えています。
先日、和歌山県への旅行の帰りに、
途中下車して京都の下鴨神社へ参拝してきました。
早朝参拝は空気が澄んでいて、
いつもよりもご利益がありそうな気がする(当人比)。
まずは下鴨神社の写真から
思いがけず出会った「あの風景」。
そして何よりの旅の収穫が、
「あの風景」に出会ったこと。
テレビドラマや映画などでよく見る、アレ。
鴨川デルタ!
恥ずかしながら鴨川デルタがどこにあるか知らず、
偶然にも通りがかった時は
「うほ!」
と謎の奇声をあげることに。
「ドラマでしょっちゅう見たやつじゃん!」
ほんの少しだけ迷いましたが、
ここで行かなければきっと後で後悔すると思い
渡ろうと思っていた橋を引き返し、
河原へと降り、
挑戦してきました・・・飛び石!
飛び石と飛び石の間の、絶妙な距離感!
すいすい行けるのかな?と思ったのですが
(参考:テレビ「おみやさん」の渡瀬恒彦氏)
ギリギリ足が届くかな、って感じです。
多分、飛び石が陸の上にあったならまったく気にならない距離感。
それが川の中にあるもんだから、
途端に遠く感じる。
最初は勢いで飛び乗ったものの、
だんだん怖くなってしまい、
かと言って引き返しても進んでも
大して変わらないくらいまで進んでしまって。
「このまま、行くよー-!」
自分を奮い立たせて、
最後まで渡りました。
川に落ちなくてよかったー!
ひとり旅、したことありますか?
職場の人や友達に訊いても、
ひとり旅をしたことがある人があんがい少なくてびっくり。
あなたは、ひとり旅をしたことがありますか?
私は、旅行はなるべく独りで行きたい派です。
できるなら家族とも行きたくない。
「誰かと感動を分かち合うために旅するんじゃないの?」
はい、確かにそれもあるんですが、
行先を自由に決めて、
雨が降ったら無理に出かけずホテルにこもったり、
好きな食べ物を好きな時間で食べて、
気まぐれで交通手段を選んだり、
新幹線の車内からずっと山や海を眺めたり(富士山も)、
気になる建造物や博物館の展示物はじいいっといつまでも見続けて。
この身軽さは独りじゃないとできない。
「自分と旅に出る」感じ。
鴨川デルタの飛び石を渡ったとき、
「居心地の悪さ」
「一歩踏み出す勇気」
「進むか戻るかの葛藤」
「落ちてしまうんじゃないかという焦り」
「ようやく渡り終えた安堵」
こんな感情たちを感じました。
こんなにていねいに
自分の心のなかに湧きあがる感情をすくい上げることができたのも、
わたしが「独り」だから。
「行ってみたいけど、でも恥ずかしくない?ひとりだと」
友人に「ひとり旅をしたことがあるか」訊いてみたところ、
そんなことを言われました。
確かに、周りがきゃあきゃあ盛り上がっているなかで
独りで静かにいるのは間が持たないのかもしれない。
ただ、それが「恥ずべきこと」だとは思わないんだけどな・・・
実際にひとり旅をしてみると、
あんがいお仲間がいて、
それぞれに自分の思うような旅をしている。
最初の一歩だけなんだ、
ひとり旅という「未知の領域」に恐怖を感じるのは。
人間って、現状を維持しようという脳の働きがあるみたいで、
知らないモノゴトに対して恐怖感を抱くようにできている。
ただ、例えば鴨川デルタの飛び石のように、
えいやと飛び乗ってしまえば、
居心地の悪さを感じながらも進んでいくことができる。
どうしてもいやなら、引き返せばいい。
最初の一歩だけ。
人の多い観光地に、まずは日帰りで。
そんなハードルの低さから試してみるといい。
絶対にハマる、ひとり旅。
数年後とか、
どこかのマニアな観光地ですれ違っているかもしれませんね。
ではでは、良い旅を!
旅には「チャック付きポリ袋」が最強だった。
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