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【自己啓発本】モブサイコ100はすごい

多分タイトルからして
「何言ってんだコイツ」
という自覚はあります。

いやね、モブサイコに対する感動が凄すぎたので、感情のままに気持ちを吐き出すことにしました。

あれは、漫画じゃありません。
芸術チックで面白い自己啓発本です。(超解釈)

まず、モブサイコで1番すごいところは、モブくんの
「超能力ばかりに頼ってはダメだ。もっと頭良くなったり、体力つけたり、空気読んだり他人と交流する力もつけないと」
という思想です。

これは、『暗殺教室』でも本質的に同じことが言われていて、殺せんせーは
「私を殺せたらあなたちはすごい人になり英雄と讃えられるけれど、もし殺せなかったらどうするんですか?」
「殺すことだけに主力を置いて、後の、他のことはどうでもいいとなったら空っぽの人間になって生きるのが大変になりますよ。
だって殺せてミッションが達成できていない上に、勉強もできない、運動もできない、仲間と協力したりコミュニケーション能力もなかったら社会で上手くやっていけません。苦しみ不幸になるのはあなた達です。つまり、幸せになれませんよ。
だから武器はたくさん持っておかないとダメです。(武器というのは学力だったり生活力だったり、他人を労わる気持ちだったり自分なりの特技や長所などのことを指す)
つまり総合的な能力、人間力を磨いた方がリスクヘッジになり生きやすいです。(超要約)」
とおっしゃっていたのですが(なぜに敬語)、意味合い的には同じことが言われていると思います。

あとドラえもんも同じ事言っていたような。

普通、超能力(ドラえもんで言えばひみつ道具)があったらそれで楽に生きようという発想に流れつきませんか??
運動だったら超能力で足を速くしたり、高跳びで高く飛んだり、超能力を売りにしてお金を稼いだりと色々できると思います。空も飛べそう。いいなぁ。(話が逸れてる)

けどある日突然、超能力がなくなったら??
ずっと頼っていた超能力が突然消えたら?
ずっとそれだけに縋って、頼って生きていた。それだけあれば良くて、後のことは全部努力しない生き方をしていた。

そしたら自分はどうやって生きていけばいいのだろう。
何もできない人間になってしまう。

ONEさんは超能力という表現をしましたが、この超能力は他のことにも置き換えられると思います。
学力、お金、容姿、若さ、仕事、特技、才能などなど………。

「勉強だけできて後はどうでもいい。俺はとりあえず頭がいいから人とコミュニケーション取らなくてもいいし、その他のことはどうだっていい!勉強さえできればいいしそれで無敵だ!!」
…それだと、社会に出る時困ると思います。

「お金で友達を買ったり家事をやらせたりそれで人脈を気づいてきた!金が全てだ!!」
…それだと、お金がなくなった時にどうすればいいかわからない。
(だからといって金が大事じゃないのか?と言われれば違うと思いますけどね。金はあるほど困らないし結局金がなきゃ生きてけない。
働きたくねぇなぁ。ある日突然空から女の子が降ってくるように2兆円ふってこねぇかなぁ)

容姿や若さだけをステータスにするのもそうです。
容姿や若さは永遠のものじゃなくて変化するものです。変化することに頼るのはなかなか不安定で危ないことだと思います。
「私可愛いもん!!若いもん!!だから後はどうなったっていいし性格悪くてもいいし仕事できなくても許されるもーん!」
だと、何かの拍子で顔が変わったり、歳をとるとそれが通用しなくなります。
つまり、ただの性格悪い仕事できない人になるということです。
(これも可愛さを武器にしたら良くないのか?と言われればそんなことはないと思います。
可愛くて話が有利に進むなら活用した方がもったいなくないし、使えるものはなんでも使うのがいいと思いますが、それだけに縋ると不安定って意味で書きました。
可愛くてチヤホヤされている???ムキーーーーッッ!!!羨ましい妬ましいタンスの角に小指ぶつけろ!!!!!)

特技や才能も同じです。
「俺サッカーが得意!」
「私絵が描ける!!」
「僕はあやとりができる!!(これできんのあののびーるメガネ野郎しかいねぇな)」

「「だから後はどうだっていい!!友達もいらないし勉強できなくたっていいだろ?!」」

だと、足を骨折したり足ぶっ飛んだりしたら(いやそんな状況そうそうないだろうけれどw)、サッカーができなくなって他のことに頼らざるを得なくなります。
絵が描けなくなったりあやとりができなくなったら、それだけで食っていた人はまた他の方法を探さなきゃいけなくなるとおもいます。

そういう、1つのことに頼りすぎると消えた時に困るので
知識や学力、生活力、コミュニケーション力などを総合的に備えた方がいいと中学生のモブ君は思ったんだと思います。

中学生でこの悟り………


うむ……すごい………(いや漫画だからwwwというツッコミは抜きにして)


だから自分は
「いや私創作できるしwwww
だから後はどうなってもいいでしょ?友達いなくてもいいよね?www仕事できなくて頭悪くて知識なくても偉そうにしてて別にいいよね???www」

みたいになる時があるのですが、そういう時って大体作品の評価に振り回されて苦しむ傾向になりがちです。
主軸を全部創作に賭けてしまっているから、創作で悪い評価がきたり、創作できなくなると
「私にはこれしかないのに………」
ってなって相当病みます。
「これ以外、何もできない………」
「私の価値は、これしかない………」
となるときがあります。







んなことになったらたまったもんじゃありません。
気分が悪い。









だから自分の価値、依存先を1つに絞らず分散させるのが1番安定的で確実だと思います。
恋人作ったり、料理を勉強したり、身だしなみを綺麗にしたり、生活を工夫する術を教えてもらったり、資格を取ったりと色んな経験を積んで、色んなところに行って知識や人間関係の築き方を学べば、どっか他が潰れた時に別の能力、ステータスでなんとか生きて喜びを得られると思うのです。



あともう一つ好きなシーンは、周りから笑え、笑えって言われて
「いや僕は笑わない(あれ?
確かこんな感じのセリフだったよね??)」
と自分の意思を貫いたシーンです。

あれは多分、悪い常識や同調圧力、多数派の力の大きさに例えているの思うのですが、普通あの状況になったらめんどくさいし、話スムーズになって楽だから流されて笑いません?
それなのに、笑わず流されず自分を持ったモブくんは逞しい、羨ましい、と尊敬の気持ちが湧き上がってきました。


………あれ、このシーンこういう感じだったよね…?
ちょっと今本編を確認できない状況なので間違いあったら指摘してください!!!



そして最後は、たくさんの人に囲まれてちょっといたずらに冗談的なからかいをして笑顔で終わる。





なんて感動的なハッピーエンドなんだ…………。





だから人生における大事なことを、漫画を通して伝えたONE先生はすごい…………。


話をまとめます。







困った時はモブサイコ100を見て勇気と努力する心をとりもどそう!!!!






はい終わり。




p.s.まっ!
これぶっちゃけ私の勝手な解釈なので、もしONE先生に
「これってこういう意味ですよね?!」
って聞いたら
「え、いや別にそんなつもりで書いてなかったんだけど………」
と返される可能性大です。







そしたら一人で勝手に熱く語っていたことが恥ずかしくて死にたくなると思います。




ONE先生、こういうことでしょ?!
ねぇそうだと言ってよ!!!


ねぇ!!!!!(メンヘラ女)




p.s.(23.4.28 追記)
もしかして
「超能力=発達障害」
に例えてた説ありますか?


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