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正義vs悪はポジショントーク

毎週月曜日に週刊少年ジャンプで連載されている「僕のヒーローアカデミア」が佳境に入っている気配をSNSから感じている。私は基本ネタバレが平気なコミックス派だが、長らく追ってきたヒロアカはさすがにネタバレを踏まないよう、本誌の話題はゆるく避けている。そろそろミュートワードの設定を考えてもいいかもしれない。 私の好きな漫画アニメ作品を挙げると「正義」がテーマに入っている作品が多い。ヒロアカもその一つだ。「水戸黄門」のような勧善懲悪よりも「正義vs別の正義」という構造がより好きだ。

    • 考えることの副産物

      今朝は7時に起床した。 夢の中でハムスターを飼ったのだが、不注意でたった2日目にして死んでしまい、次のハムスターを買おうとしているところで目が覚めた。今日の5時ごろの出来事だったので、私は二度寝を決め込んで、改めて起きたのが7時だった。 この夢は私の命に関する価値観を見事に反映していた。最近友人とそんな話をした影響だろう。 死んだハムスターはみるみると細胞が膨張して赤黒い肉塊に変化したのだ。その肉片に対して私は嫌悪感しかなく、可愛いハムスターに向けていた愛しさなど完全に過去

      • 改訂版「察する」を分解してみる

        昨日公開した記事の改訂版を、記事の更新ではなく、別の記事としてアップする。もったいない精神でもあるし、思考がこんな道筋を辿っていることを残せる点が個人的には面白く思っている。 さて、察するを分解すると以下の3つのプロセスにまとめられると思う。 観察する(状況把握) 観察した内容から(相手やその場が期待していることを)推測する 推測した内容に合わせて(自分よりも相手やその場の期待を優先した)行動する 次に3つのプロセスごとに、「できない(しない)場合の原因」の話をして

        • 「察する」を分解してみる

          「察する」という言葉について記事を書こうと思ったら、「察する」を分解し始めてしまいすぐに本題に入れそうになかったのであきらめてその説明からしたいと思う。 私は何か言葉について考えるときに、辞書で調べることからスタートすることが多い。 辞典にはこう書かれているが、使っているシーンを思い浮かべると「察した内容を自身の行動に反映する」という「状況把握」だけでなく「その後の行動」まで含まれているように思う。文化でもあり、美学でもあり、嫌われ者でもあると思う。 さて、察してもらう

          思考の効率と情報量

          「ずっと感じていた現象」に名称があったという経験はないだろうか? 私の場合は「メタ認知」や「クオリア」がそれにあたる。他にもたくさんあったと思うが出てこない。 何となく自分の中で「あーではないか、こーなんじゃないか」と考えていた理論のようなものが、すでに追求され、語られていたという、盛大な無駄足を踏んだことを知る経験だ。そして、自分と似たようなことを考えていた仲間がいたことを知る嬉しい経験でもある。 何度も使い古された手垢まみれの「なんでも検索できる(調べればわかる)時代

          思考の効率と情報量

          なぜnoteを書いてみたのか?

          私は「日本語は書けるが、文章を書けるとは言えない」というダルいことを言いたくなる人間だ。 文章がなにか?という定義も曖昧なのに、自信のなさをそう言い換えて保身しているだけの言葉なのが恥ずかしい。読んでいる人の中に、身に覚えのある人がいたら嬉しい。めんどくさい人間仲間になろう。 さて、本題に入る。 ここ最近「言語化」について疑い始めている。 そのため2024年に入ってからは言語や理論ではなく、感覚でも思考(思案?)することを意識するようにして過ごしている。そうすると本当に

          なぜnoteを書いてみたのか?

          ポテンシャルについて

          「ポテンシャルって、どうにもならないな」 と思うことが最近多々ある。 スキルや能力の現在値を『能力値』というのであれば、ポテンシャルとは、スキルや能力を最大限引き出した場合の『最大値』をさすイメージがある。また「生まれ持った」というニュアンスもあると思うが、私の感覚では「自分でコントロールできないもの」「自身が生きる世界の設定」くらいに広く捉えている。 能力やスキルを行使する際には、環境や状況の影響が多分にある。 とてもややこしいなぁと思う。 そこで様々な「ポテンシャル

          ポテンシャルについて