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【COLUMN】本場イタリアンはおいしい。味で旅する“インスタントパスタ”

こんばんは。スタッフKです。

自由に旅行できたあの頃は良かったなあ、と声を大にして言いたい。
2020年は世界中で移動が制限され、訪日客で賑わう光景もなくなり、日本から海外への渡航もほとんどできなくなりました。

大学では観光を学んでいたわたし。いつかイタリアで本場のイタリアンを食べたい、と夢見ていたものの当分は実現できそうにない。ならば日本で食べられないか、と探していた矢先におすすめされたのが「ラ・プロンタ」のインスタントパスタ。

“本場でつくられた本場の味”というので敷居が高そうだが、ワンパックになった麺と具材を鍋で10分ほど煮るだけの本当にお手軽なもの。イタリア・プーリア州で古代から伝わる、食材保存のための“乾燥技術”を用いて、ナチュラルな味を大切にしているそうです。

選んだのはポルチーニ茸のパッパルデッレ。さっそく鍋で煮込み始めると、立ち込めるキノコのいい香り。イタリアの小料理屋が頭に浮かぶ。チェックのテーブルクロスに、窓から差し込む白い光。料理を運んでいるのは、地元育ちのふっくらしたお姉さん。

あれよあれよとパスタは完成。お皿に盛り付け、“トリュフ風味のオリーブオイル”を仕上げに。平たい麺をひとたび口に運ぶと、トリュフの香りがぶわっと広がり、噛んでいくとポルチーニ茸の深い深いうまみがやってきます。

あまりの多幸感に、外では南イタリアの温暖な風が吹いていると錯覚してしまった。そして気づいた、これは味を辿る旅だと。いつか行くイタリアに想いを巡らせ、ご馳走様でした。

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