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gj_158
なぜグルカゴンが糖尿病の本質と考えられるのか!?
グルカゴンが糖尿病の本質という考えになった実験があります。
グルカゴン(血糖値を上げるホルモン)の指令をキャッチする受容体を持たないマウス(グルカゴンの働きが0)を使用したそうです。
さらに、このマウスのインスリンを作る膵臓のβ細胞を消失(インスリン分泌を0)させました。
すると、インスリンがゼロになったのにもかかわらず、血糖が上がりませんでした。
さらに、外からブドウ糖を与えても血糖の異常上昇は見られなかったそうです。
この結果は「インスリンがなくても、グルカゴンが働かない場合は糖尿病にはならない」ということを証明しました。
さらにこのマウスにグルカゴン受容体をウイルスを用いて与えたところ
「高血糖」となり、糖尿病になったそうです。