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肌のセラミド合成に関わる重要なミネラルとは!?

肌のセラミドは「角層細胞間脂質」とも言われており、主に肌の表面から水分が蒸発して行かないようにするバリアの役割を担っています。

その合成に関わるのが
「マグネシウム」です。

肌の構造で考えると肌の1番表面の部分の角層にその多くが存在します。(角層にはセラミドなどの脂質や尿素、アミノ酸なども存在。)

少し深い「真皮」の部分では「コラーゲンやヒアルロン酸」が存在しており、そこでも水分は保持されています。

しかし、表皮にたくさん存在する角化細胞(ケラチノサイト)に栄養と水分を補給するために、ある程度の体液は基底膜(肌の細胞分裂が始まるところ)を通り越して表皮にしみ出そうとします。

その際に、角層での天然保湿因子の量が不足していたり、バランスの乱れがあると水分はすぐに角層を通過してしまいます。(角層の上にしっかりと皮脂膜があると水分が外側にいくのを防いでくれます。)

つまり「マグネシウム」が少なくなると、セラミドの量が不足する可能性が高くなるため水分が蒸発していきやすい状態になっているのです。
(セラミド代謝の際の「スフィンゴミエリナーゼ」の酵素にマグネシウムは関わる。)

マグネシウムの不足が「肌の乾燥」につながるというのはこういった理由です。


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