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娘につなぐ七夕の思い出



やばい、ぐーたらしてたらいつの間にか七夕が終わってしまった。


まだ娘は0歳だしやることないっしょ〜。
と余裕ぶっこいていたが、
カボチャやニンジンの離乳食でお星様を型取ったり、お部屋を七夕仕様に可愛くデコレーションしたり……素敵な投稿をインスタ上で多数目撃。


げげげ〜 私ってば手抜き母?
何もやってあげなくてごめんね、娘よ。。。  



思い返してみると、七夕っていつからかどーでもいいイベントと化していたけれど、小さい頃は結構楽しみにしていた気がする。


私が通っていた田舎の幼稚園では、馬鹿でかい一本の笹に全園児の短冊を飾っていて、この季節になると色とりどりの願い事がヒラヒラ揺れていた。


(関係ないけど、その幼稚園には「太郎」という名のポニーがいて、卒園までに2回も背中を噛まれた。1週間くらい歯形が残るので、お風呂に入る度カッコイイ…とうっとり眺めていたのを思い出した。本当に関係なくてごめんなさい)


ある年なんかは、お菓子の空き箱とペットボトルのフタでスイッチ(っぽい物)を作らされて、


これはなんだろう?と思っていたら


「お家に帰ったら、幼稚園の方に向かって "みんなの願い事が叶いますように"って念じながらスイッチを押してね。」

「みんなのパワーが笹に届くと、織姫様と彦星様が願い事を叶えてくれるからね。みーんなで押さないとダメだよ。」

と、真剣な顔をした先生に言われた。



なんちゅー粋な演出!!!!



当時5歳の私の胸は高鳴りまくった。

潰れないように、大事に大事にスイッチを抱えて帰宅。そのままベランダに飛び出し、幼稚園の方角に向かってひたすらボタン(ペットボトルの蓋)を押した。

母に「これでパワーとどいた?!」と何度も確認して、「届いたよ」とニッコリ笑ってもらって、やっと安心できた。

ああ、なんだか書き始めてから気づいたけど、意外と楽しい思い出がたくさんあるなあ、七夕。


今年は何もできなかったから、来年の七夕は気合を入れてやろうと思う。


短冊と飾り付けは必須だとして、
絶対にやりたいのが、娘に浴衣(or甚平)を着せること!


子ども特有の変な髪型(褒めてる)をして、浴衣でちまちま歩いてる娘、ぜっったいに可愛い。



あ、あとあのスイッチのくだり、かなり楽しかったから娘にもやってあげよう。


その当時は気付かなかったけれど、幼少期の楽しい思い出には、いつだって陰で暗躍している大人がいたんだなあ。

イベントの準備って大変だけど、私も幼少期の思い出の追体験が出来て楽しいかも。



と、母は気合十分なので、今年の失態については許してね。(土下座)


七夕6

*追記*
先日夫がペンタブをプレゼントしてくれたので、現在使い方を研究中です。。
下手くそながらちょこちょこイラストも載せていけたらなあと思っております。生温い目で見守って頂けると幸いです。。。。。


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