高知~愛媛旅行 2024 その4 足摺岬前篇
はじめに
雨と風に翻弄された一日ですが、それはそれで楽しめた日でした。
四国最南端の地、足摺岬を堪能しました。
靖国神社
1つ目のスポットへ行く道辺りに小さい神社がありました。
狛犬がいたので友人にちょっとだけ参ってくると伝え、お参りしました。
石造の社ですが、屋根が大きいですね。
あまり見たこと無いかもしれません。
狛犬は片方は正面を向いてもう片方は横を向いているもの。
お耳がシーサーみたいになっていて、顔つきも見たことがないやつですね。
歯並びが良いですが、どこか素っ頓狂な印象を覚えます。
胸辺りが結構出ていますが、これは何を抱えているんでしょうか?
一発目から面白い狛犬に出会えて良かったです。
白山洞門
風がまあまあありましたが、ここまで来たんやから全部行こうぜ!
と他人との旅行特有行動が出てしまったのですが今回は当たりでした。
洞門を見たとき、感情が無になるほど素晴らしかったです。
語彙力がガリガリ削られる感じなんですよね。
何回かネット等でこの洞門の写真を見ましたが、実際これを自分の目で通して見ると全く感想が変わります。
波をぼーっと見ていましたが、これらの波が岩礁に打ちつけられて出来上がったのが洞門なんですよね。
晴れていたらもう少し先まで行きたかったですが、結構悪天候でしたので上へと戻りました。
洞門の前に自撮り用のスタンドが設置されていましたが、そこにスマホ置くとどっかに飛ばされるぐらいの風ですかね。
この白山洞門の上に白山神社の本宮があるみたいです。
ただ階段や鎖などは存在しないと書いてあったので、素直に鳥居前で参拝しましょう。
とはいえこんな場所によく造りましたね。
白山神社
白山洞門を上ると向かいに神社がありました。
下る時にあったので後で行こうと思っていた場所です。
鳥居前に子狛犬がありまして、子が険しい顔をしています。
ここは下にあった本宮の元の方ですかね?
雨は止んでたのでお参りしました。
今回の四国旅行で見た狛犬は頭が平らな子が多くて面白かったです。
万次郎足湯
ちょっと雨が強くなってきたので、近場の箱物に入りました。
足摺岬はジョン万次郎を推してる(大河ドラマもやるっぽい)のでこういう名前のとこはちらほら。
ここでは足湯に入りながら、上から洞門を見下ろせる場所ですね。
晴れてる日の夕方なら入ってるかもしれません。
真正面から見ても上から見ても圧倒的なスケールで驚かせられます。
本当に良いですね。
この施設は入場無料ですが、足湯は100円だっけな?
温泉むすめの存在は知ってますが、灯台の擬人化は初めてみましたね。
というか足湯にも温泉むすめがあるんですね。
いかにもな厨二キャラぽいですよね。
これ目当てで来るお客さんもいそうです。
足摺岬灯台
灯台と展望台があるらしいのでそちらに行ってみました。
割と雨が降ってたのですが、遊歩道は木々に囲まれた空間でしたので雨よけになってくれましたね。
まあ灯台についた頃には結構土砂降りで、なおかつ強風でしたので写真撮ってハイ終わり次行く!
って感じでした。
展望台に至っては傘が全く役に立たない程の強風で、スマホ構えるだけでも踏ん張らないと身体が持ってかれそうで。
友人の写真撮ってすぐ引き返しました。
国内では最大級規模の灯台だとか。
こういうのは晴れた日だと特に映えるんでしょうね。
天狗の鼻
ここに行くつもりはありませんでしたが、友人がこんなとこまで来たんやから行こうぜ!となり辿り着きました。
行ってよかったですね、自分ひとりでは諦めていたでしょう。
こういうのは複数行動でのメリットかも知れませんね。
奥には先程訪れた灯台もしっかりと見えます。
晴れた日に再訪したい。
そういえば気になったのがありまして
足摺を歩いている時にたまに見かけたのですが、調べたら結構珍しい花なんですね。
赤い彼岸花は秋ごろによく見ますが、白いのはそもそも九州方面にしか咲いていないとか。
良いものを見れました。
金剛福寺
四国八十八ヶ所霊場 第38番になります。
俺はお寺にあまり興味がありませんが、友人は行きたいと言うので入りました。
良い意味で予想を裏切られました。
門を抜け階段を抜けた先は庭園でした。
浄土をイメージしたらしいですが、これは良い。
この金剛福寺は八十八ヶ所で一番札所間が遠いところだとか。
お遍路さんでここに辿り着いた時にこの空間に出逢ったら、人生観変わるでしょうね。
境内に十三重石塔があったのですが、よく見ると高知らしい彫りものが。
クジラとカツオが彫られていますね。
流石に初めて見ましたが、こういう遊び心は大変良いです。
屋根の上に狛犬がいたり、香炉の上にも狛犬がいたりと結構お寺の中にも居たりするんですね。
これは盲点でした。
神仏習合なのでしょうが、ちょっとお寺の方も積極的に入ろうかと思います。
訪れて良かったと思います。
信仰心は全くありませんが、心地よい場所でしたので仏様にはお礼を言いました。
続きます。