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モラルハラスメントに立ち向かう


はじめにーー筆者の背景

こんにちは、悟塔雛樹です。

プロフィールとも重複しますが、私が受けた教育虐待の正体はいわゆるモラルハラスメントでした。ハラスメントの手法として「ガスライティング」が用いられておりました。何十年と被害を受けた結果として「複雑性PTSD」なるものを患い、現在に至ります。

(「ガスライティング」につきましては、以前解説動画をシェアしております。)

モラルハラスメントとは

ここで言う「モラル」はフランス語であり、「道徳」の意味はありません。「モラルハラスメント」を直訳すれば「精神的嫌がらせ」ですが、「精神的な暴力」「精神的虐待」と言い換えてよく、「はっきり言えば犯罪」とのことです  [ マリー=フランス・イルゴイエンヌ 著  高野優 訳『モラル・ハラスメント』(1999年・紀伊國屋書店)pp.7] 。また本書では、「完全犯罪なのだ」という表現も(pp.201) 。証拠が残らず被害者本人にも周囲からみても、何が起きているのか分からないためです。大げさと思われる方は、ぜひ本書をお読みください。本記事末尾でシェアの解説動画でも、この本を取り上げています。

筆者がもっとも誤解されてきた点

筆者がここに解説動画をシェアし、知っていただこうとするのは加害者を責めるためではありません。問題を親のせいにしようというのではなく、ただ自分のせいではないと主張したいわけです。これが多くの人にうまく伝わらず、誤解されてきた点。そして、泣き寝入りだけはしないこと。事例を示すことで、社会における被害拡大を防げるからです。某芸能事務所や某歌劇団、某芸人などの事件が明るみに出たことが大きな励みになりました。

他者は変えられないと気づいた時点で親元を離れ、おかげさまで徐々に回復しております。その甲斐あって本記事を書けています。

筆者の宿業

ただし今の筆者にとって、親の存在は関係ありません。すでに亡くなっていたほうが、スムーズに発表できるのではないか。ともあれこの問題を詳らかにすることが、我が家に生まれた者の宿業と感じています。同様の問題が、少なくとも数世代前から連鎖している痕跡があるためです。

解説動画シェア

被害の結果として生じた「複雑性PTSD」の解説動画シェアは、また次回。それでは、モラルハラスメントの解説をごらんください。


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悟塔雛樹
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