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悟塔雛樹の!!「つれづれなる松葉ガニ」

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ファミコンと翻訳関係のものを除く、エッセイ一般をこちらにまとめました。表題には深い意味が……ありません。写真と動画もあるよ!
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#創作大賞2023

伺います‼︎

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ポップサーカス・兵庫県西宮市初公演!

先日、神戸で行われた山田玲司先生の個展に伺った。自分は緊張するとテンションがおかしくなるので、失礼があっただろうと反省している。 先生はYoutubeと変わらずゴキゲンなかたで、握手にサイン、写真にまで応じてくださった。心より感謝いたします。画廊スタッフの皆様にも、もちろん。

「勉強」と「学習」とは異質である

筆者は理想的な学問を、「学習」と必要に応じた練習との組み合わせだと考えている。「勉強」は「学習」とは異質のものであるが、このふたつを混同していることが世に学問嫌いを増やしている元凶だと思う。なぜならば勉強とは「させられるもの」であり、学習とは本質的に「自然としたくなるもの」だからだ。どういうことだろうか。 「勉強」という言葉は「勉めて強いる」と書く。これは「無理にやるもの」という意味で、外発的なのだ。英語で study といえば「学問(研究)をする」、learn は「学習す

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コスプレ写真3点

盤古神話と前方後円墳の関係?

歴史はさっぱり知識がない。興味が出てきたのも最近で、いわゆる乙巳の変(むかし大化の改新と呼ばれていた事件)の成り行きさえ理解していない。 それはそうと、前方後円墳はなぜあのような形なのか、かねてより疑問だった。諸説あるようだが、筆者ならではの思いつきを記したい。 3世紀の中国に成立した、「盤古神話」というのがある。盤古(ばんこ)という巨大な神の身体がこの世界であるというもので、ウィキペディアに以下のような一節が引用されている。日本での盤古神話だ。「その身の丈は十六万八千由

名画テキトー美術館①「アテナイの学堂」より

「羊の呪い」

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静物画(花)2点

ルサンチマンは「たましい」を腐らせる

筆者はさまざまな心の問題を抱えていたけれども、長年にわたる心理療法の甲斐もあって最近は小康状態である。調子が良くなった、と言えるほどであるがその直前の心身の状態は酷く、医師によりガンが疑われていた。今回はこのことについて書きたい。 「ルサンチマン」とは世間や他者への「怨みつらみ」のことであり、またここで言う「たましい」とはユング心理学用語で言うもので、「身体も心も含めた人間の存在すべて」と言い換えられるだろう。つまり本稿のタイトルで言いたいのは、「怨みつらみを抱えて生きてい

オリジナルキャラ「屁えこく紳士」

「マンボウ」模写イラスト

数十年前の俳句・短歌

何十年も前に自分が詠んだものが出てきたので、記録がわりに。季語がちゃんと入っているかとか、怪しいですが(汗)。では、どうぞ。 <小学生時代> 冬の日や 暮れゆく空に 星一つ  <中学~高校生時代と思われるもの> 寒空に きらきら光る 星の群れ   この美しきに 我は見とれる 考えども ひとつも詩歌 浮かばずに  冬の夜空は 徐々に更けゆく 朝になり 吐く息の白き 見るたびに  春はまだかと 今日も思うる 枯れ葉おち 木枯らし吹いて 雪も降り  今年の冬も もう暮

横山光輝『マーズ』より模写イラスト