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過去記事の「潜在意識について考えてみる」はこちら↓
https://note.com/nurture_future/n/n1c81d7245ef3

せんざいいしき【潜在意識】
心の奥底にあって、本人も気づかない意識のこと。 自覚されないが、本人の行動や思考に影響を与える、秘められた意識。 精神分析における「無意識」。 「潜在」は、表面に出ず、内に隠れていること。

goo辞書

今回は違う辞書で潜在意識の意味を調べてみました。
辞書にはっきりと明記されていることで、潜在意識は確かにこの世に存在していることが確認できますね。

心の奥底。いい響きです。
心の奥底にあって、本人も気が付かない意識

本人が気が付けないのに、なんで潜在意識があるってわかるの?って思いませんか?
何だか空をつかむような話に聞こえませんか?

潜在意識を発見した心理学者のフロイト(ジークムント・フロイト:1856~1939)の功績は宇宙並みに大きいですね!!

そのフロイトの言葉にこんなのがあります。

心とは氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う

名言ナビ

フロイトは意識の多くを潜在意識が占めていることを認知していたんですね。

ところで潜在意識は本当に意識できないのでしょうか?
「潜在意識を書き換えてより良い人生を」
「引き寄せを起こす」

など聞きますが、”書き換える”ってどう言うことでしょうか?
認識できないものをどうやって扱うのでしょうか????

こんな疑問、湧きませんか?

これに関しては、こんな見解をしてみてはどうでしょうか?

潜在意識には過去の記憶が全て蓄積されています。
そして危険や危機が迫った時にそれを回避して身を守るために過去の記憶(主に7歳までの記憶)を元に作ったパターンを発動させます。それにより人は思考することなく、意識することなく危機に瞬時に反応しているのです。

例えば、
・極端に熱い/冷たいものを触った瞬間にパッとそこから手を引く。
・大勢の人の前で話そうとすると声が出なくなる。
・旅行や遠出をする時だけなぜかトイレに頻繁に行きたくなる。
・小さな事でも何かあるといつも私なんて・・・と思う。
・大きな声の中年の男性を見ると怖くて逃げたくなる。
・梅干しと聞くと酸っぱさを感じたり、顎が痛くなったりキューッとする。
などなど。

こんな経験、ありませんか?
これは潜在意識が私たちを無意識のうちに操っている例です。

蓄積された記憶のデータを用いて潜在意識が思考の癖(パターン)や行動の癖(パターン)を作っているんです。

潜在意識は普段意識することがない意識ですが、こうやって私たち自身を俯瞰してみるとその一部を感じたり、視覚化することができます。

そして潜在意識に最もアクセスできるのが、寝入りばなや目覚める寸前の、脳波がシータ派になった時。それが故に、誘導でシータ派に脳波を落として行われるヒプノセラピーは効果が出やすいのです。


心理学者のフロイトはこんなことも言っています。

思考とは、行動の予行演習に他ならない。

名言ナビ

考えるだけで終わらずに行動を。という事ですが、
自分の思考の癖などに気が付いたら、俯瞰して自分を観察するのも良いですし、ヒプノセラピストに会い、ヒプノセラピーで過去にさかのぼって、その癖が出来上がった背景を見てみたり、自分を癒してあげる行動も大事です。

あなたの思考の癖・行動の癖にはどんなものがありますか?

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