無添加の落とし穴!②加工助剤とは
前回は添加物の落とし穴、キャリーオーバーについて
解説しました。
今回は②加工助剤について解説していきます!
加工助剤とは
①加工の完成前に除去されるもの
②最終的にその食品の含む成分となり、かつ成分量が増加しないもの
③最終ごくわずかの量で、食品に影響がないもの
とされています!
分かりやすく説明すると
加工工程で使用されるが、除去されたり、
中和されたり、ほとんど残らないもの
ということ💡
例えば、プロセスチーズ製造時に
炭酸水素ナトリウム(重曹)を用いたとしても
最終食品への残存はごく微量になる場合には加工助剤に
該当するという判断です。
また、みかんの缶詰を作る際、
劇薬で知られる塩酸でみかんの薄皮を溶かすのですが
最終的に水酸化ナトリウムで中和させるため
加工助剤とみなされ、表示義務がありません。
中和されたとはいえ、塩酸は素手で触れません。
そんなもので身体に入る食品を作っているのは
すごく違和感があります…😵💫💦
他にもカット野菜を殺菌するために使用される
次亜塩素酸ナトリウムも加工助剤扱いです。
(これは基準以下であれば問題ないとされていますが
加工段階でビタミンCが抜けるため、栄養の問題があります。)
最終的には問題ないと判断されている加工助剤。
しかし、使われている薬品を知ってしまうと
100%安全かどうか疑問が残ります。
消費者が把握できないことも不安要素のひとつです。
安心できる食卓作りのためにも、
何が使われているかを日々意識することが大切です😌
お読みいただきありがとうございました🕊
余談
栄養補助を目的として添加されたものも
表示が免除されます💡
ビタミン類︓ビタミン A・β カロテン等
ミネラル類︓塩化カルシウム・乳酸鉄等
アミノ酸類︓L-アスパラギン酸ナトリウム・L-バリン等
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