【分厚いステーキ】に赤ワインを！

食べ物と飲み物の相性というものは、食事を楽しむ上では絶対に無視はできない事項。

むしろ、それが一番大事であるという時すらあります。


お酒を楽しまれる方にとっての肴というものは、非常に重要で、

これを今日は何にするのかというのが、話のメインテーマになる事だってありますよね。

1. 餃子にビール、チーズバーガーにはやっぱりコーラでしょ！

「餃子とビールは文化です」

そんなキャッチコピーを作り出した某有名居酒屋があるほど、この組み合わせは不滅といって良いほど定着しています。

文化を超えて、最早文明のレベルなんじゃないかと私なんかは思うくらいです。

私の個人的な考えでは、ビールというお酒はとても豚肉の脂分との相性が、抜群に良いのではないでしょうか。

ベタついた豚の脂分をキンキンに冷えた炭酸で流し込む。

イメージしただけで、なんか解る気がしませんか？（笑）


もう一ついえば、マクドナルドのセットのコーラってなんか缶のものより、ちょっと薄く感じたりはしませんか？


いつかのテレビで見て感心したのですが、あのコーラのあっさり感は、ハンバーガーと一緒に飲んで、

その瞬間に生まれる最もベストなバランスを目標に、

ものすごい数の調整と修正を繰り返して作り上げられた絶妙な薄さらしいんです。すごい執念ですよね。

それを知ってから飲むと、この食べ物と飲み物を共に飲んでみるという事が、

実はマッチしたという感じを、一番感じられる組み合わせなのかもしれません。

2. 赤ワインの「渋さ」と「肉」の良い関係

「肉を食べる時にはもちろん赤ワインでしょ！」

よく言われる組み合わせですが、先ほどのマクドナルドの話ではありませんが、だから合うのだという事を、裏付ける理由というものがあります。

なぜ合うのかは、赤ワインの持つ「タンニン」という要素が重要になってきます。

「タンニン」が豊かにあるワインは飲んだ時に、まず渋さを感じます

口がシバシバする感じ、濃い緑茶を飲んだ時に感じる、舌がギューっと絞られるようなあの感じですね。

舌の水分を吸収する作用で感じるものなのですが、

なぜ肉と合うのかという理由の一つに、

肉を食べたあとの舌にこびりついてしまった肉の脂というものを、

このギューっとする感じが一度さっぱり綺麗にしてくれるというのです。

ですから、ワインを飲んで再びお肉を食べると、舌はまたリセットされた綺麗な状態でまたお肉の旨味を十分に受け止められる。

ベタベタしてしまったチーズバーガーの残りを、サッパリと流し込んでくれるコーラの様な関係が、肉と赤ワインには自然と存在しているのです。

3. 食事と一緒に飲む事で、お酒はその時【百薬の長】に成る

もちろん関係の良い料理の組み合わせを楽しむ事は、食事を何倍にも豊かにしてくれますが、これは健康にとっても非常に良い事なんです。

飲酒をする時は食事と一緒にする事の健康面での重要性は、いろんな文献にもでていて、むしろこれは当たり前の事と言えます。

〈参考〉
"食べながら飲む"のがどうして良いのでしょうか？

空腹時に摂取するアルコールの破壊力は、相当なもののようですね。

お酒が大好きならばなおさら、飲酒ライフを人生でなるべく永く楽しみたいものです。

アイキャッチで使ってみたトップ画像は、上手く【飯テロ]の効果出てますかね？（笑）