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私が見てきた映画のこと♯1「ニュー・シネマ・パラダイス」
映画、見てますか?
コロナ禍が世の中を大きく変えて、Netflixなどの配信映画が一気に浸透した現在、劇場で映画を見るということがちょっと特別な感じがする時代になったと感じる人もいると思います。
私は新作は映画館でという思いが強いので、配信は契約してません。
あと、見だしたら止まらなくなるのが分かっているから、配信限定の気になる作品があっても見てないのが現状。
もし、山人間やめてインドア人間に戻ることがあれば見ようかと思ってます(笑)
なので、自分が見てきた作品のことを残すことを目的にこのシリーズは気が向いたときに簡単に書いていく。
1回目は不朽の名作です。
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『ニュー・シネマ・パラダイス』
イタリア映画(1988年)
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽:エンニオ・モリコーネ
もう、説明不要(笑)
こんなに映画愛にあふれ、愛しい映画はないですね。
戦後のシチリア、映画館パラダイス座を舞台にした人間ドラマ。
劇場公開版は映画館を主体に編集されているのに対し、完全版は主人公トトの人生にフォーカスされた内容になっています。
と、私は両方見て完全版が好きです。
筋金入りの映画好きなトルナトーレ監督の幼少期を重ねたとも言われてますが、少年時代のトト含め、街中の人が映画館で笑っている劇中のシーン見ながら、映画って良いよねって思うんですよね。
神父さんが試写をして、不適切だとキスシーンやラブシーンをカット指示する(昔はフィルムでの上映なので、途中でカットして繋ぐことが可能だった)のは、実際そうだったのかなって思います。
今の時代の映画ではないから、最初はとっつきにくいところがあるかもしれません。でも、見だしたらぐーっと作品に吸い込まれると思います。
あのラストシーンは、本当反則ですよね。
泣かないわけないじゃない!(笑)
今じゃ、音楽聞いただけで泣いちゃう!
多くの人に、人生に一度は見てもらいたい作品です。