Automata NOIR(ボードゲーム) ルール日本語訳
概要
隠された相手の正体を当てる、比較的軽量な演繹推理ゲームです。運要素強め。
(左:証拠カード(表)、右:容疑者カード(表、生存))
(裏返すとこんな感じ。容疑者カードは厚めのパネルになっています)
使用するものは
・容疑者カード 25枚 (表 : 生存、裏 : 死亡)
・証拠カード 25枚(裏は共通)
だけです。25枚の容疑者カードにはそれぞれ別の人が書かれています。1枚の容疑者カードに対して、同じ人が書かれている証拠カードが1枚あります(つまり1対1で対応しています)。
「NOIRは同じカードを使う4つの推理ゲームで構成されています。それぞれに共通する基本となるルールがあるため、最初に『殺人鬼vs捜査官』から始め、その後に他のゲームを遊ぶことを推奨します。」(ルールブックより)
ゲーム一覧
プレイヤー:2人
時間: 10-20分
難易度:簡単
プレイヤー : 3人(チーム戦の場合は4人)
時間 : 20-30分
難易度:簡単
3.二人の警察官
プレイヤー:3人
時間: 20-30分
難易度:普通
プレイヤー:3-4人
時間: 20-30分
難易度:普通
その他
・通販はこちら。送料は安いやつで18ドルぐらいでした。トランプ + αで代用できそうではあります
・翻訳元のルールブックはこちらでも見れます。発売元が上げてるのでまずいものではないです
・原文そのままではなく分かりやすさ重視で和訳しています。順番なども変えています
・ルールに曖昧な部分がちょこちょこあります。いくつかはBGGのフォーラムで開発者が話した内容を元に、ルールが明確になるよう文章を修正しています。が、いくつかは不明のままです。事前にどうするのか決めておくのがベターです(あやしい部分は※付きで書いています)
・NOIRの読み方は「ノワール」がいいんじゃないでしょうか。フランス語で「黒」という意味ですが、「邪悪」とか「不吉」といった意味もあるようです
・NOIRというボドゲ自体は何度かリメイクされており、Automata NOIRはその最新版(2021/9現在)です。AUTOMATAというWEBコミックのキャラクターをデザインとして使っているのでAutomata NOIRとのこと
・1世代前の少しルールの異なる「ノワール:殺人鬼vs捜査官(Noir: Killer versus Inspector)」はBGAで遊ぶ事もできますが、結構な不人気ゲーです。市民逮捕あり(BGAオリジナルルール)の場合、捜査官で安全地帯(角や辺に動いて周囲を手札で固める)を作って証拠カードを引きまくってデッキを枯らすとわりあい勝てるっぽい。市民逮捕なしの場合は殺人鬼有利らしいです。用語の訳はいくつかBGAのものをそのまま利用しました。
・ご意見はtwitterまで
・あいまいな部分についての推奨ルールは、プレイ後に加筆・修正する予定です
(おわり)