立冬(二十四節気)・山茶始開(七十二候)と三生花
11月7日頃は二十四節気では立冬です。暦便覧には『冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也』、七十二候では「山茶始開(つばきはじめてひらく)」、山茶花が咲き始める頃という意味です。暦の読みは「つばき」ですが、これは「さざんか」を指しています。11月に入ると和菓子の亥の子餅がよく見かけます。これは旧暦10月(11月頃)の最初の亥の日に亥の子餅を食べる風習があるからです。イノシシは子だくさんであることから子孫繁栄や無病息災を願う事が由来と言われています。
文人華にも山茶花をあしらった盛り物があります。写真は、菊と山茶花をあしらった「三生花」です。
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