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離檀は本当に必要か?離檀したら葬儀や法事の読経などはどうしたら?【要約版】

墓じまいしたい、と考える方が増えてきています。

しかし、墓じまいするには「離檀」が必要です。

・離檀って何?
・離檀って具体的に何をしたらいいの?
・どのくらいお金がかかるのだろう?
・離檀してしまったら葬儀や法事はどうしたら?

こんなお悩みにお答えします。

口に出して中々言えないかもしれませんが、実際は次のようなことで迷いますよね?

・お墓が遠くて疎遠で、管理ができない
・管理コストや運用コストに疑問に思っている
・別にお墓はいらない
・自分も入ろうと思わない

と思っている方も多いのではないでしょうか。

墓じまいするために必要な離檀についてのお悩みを解決します。

もし離檀しちゃったら、葬式や法事・法要での読経、戒名はどのように対応すれば良いのか困りますよね。

本当に費用的にも抑えられるのかもわかりにくいと思います。

本記事でわかること
◆離檀とは?
◆離檀の方法と費用
◆離檀した後、葬式で法要はどのように対応するか

3分くらいで、墓じまいに必要な離檀の方法や費用がわかりますので、ご一読いただけますと幸いです。

なお、本記事は「離檀は本当に必要か?離檀したら葬儀や法事の読経などはどうしたら?」の要約版です。

詳細な内容は⇩の画像をクリックして飛んだブログでご確認いただけますと幸いです。

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離檀(りだん)とは?

離檀(りだん)とは、お寺にあるお墓を移転または撤去して檀家を離れることです。

檀家(だんか)とは?

檀家(だんか)とは、特定の寺院に所属して、お布施や会費などを通して主に経済的に寺院を支援している家庭のことです。

あなたが檀家になった、または檀家になっている寺院を「菩提寺(ぼだいじ)」といいます。

菩提寺(ぼだいじ)とは?

菩提寺(ぼだいじ)とは、あなたが檀家になった、または檀家になっている特定の寺院のことを「菩提寺(ぼだいじ)」といいます。

あくまで檀家になった〇〇寺が菩提寺なので、その寺院が所属する真言宗や浄土宗などの宗派ごと属したわけではなく、同じ真言宗や浄土宗などの寺院全てが菩提寺とは言いません。

離檀の目的

離檀の目的は主に次の2つです。

離檀の目的2つ
①固定費だけでなく精神負担のスリム化
②お墓を移転・撤去するため遺骨を持ち出す

離檀の目的1:固定費だけでなく精神負担のスリム化

離檀の目的ひとつ目「固定費だけでなく精神負担のスリム化」は具体的に次のような思いを解決するものです。

・菩提寺との関係が疎遠になって法要を頼みにくい
・一回ポッキリでお坊さんに供養を頼みたい
・檀家関係がわずらわしく、精神的・経済的にしんどい
・檀家をやめたいと言ったら、高額の離檀料を請求された
・仏壇処分で魂抜きを依頼したら、強引に引き止められた
・お布施や寄付金が高額で半強制的


離檀の目的2:お墓を移転・撤去するため遺骨を持ち出す

離檀の目的2つ目は「移転・撤去(墓じまいを含む)」をするためです。

遠方にあるお墓を菩提寺から、近くの新しい菩提寺の一般墓や永代供養墓へ遺骨を持ち出すために、離檀します。

お墓を移転するには、現在のお墓にどういった遺骨が入っているのかを特定する必要があり、菩提寺の過去帳にその内容が記載されています。

過去帳とは?

お墓の中に収められているお骨の情報が記されていて

・遺骨の数
・お名前
・命日
・納骨日

が記されている帳簿のことです。


離檀にかかる費用相場

離檀にかかる費用相場は次の表のとおりです。

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離檀料金
10~20万円程度。3万円~15万円内で、法要1回分のお布施として納める程度の金額が目安。

改葬許可申請書
遺骨1つにつき1000円。

改装を認可してもらうための申請書です

お墓の魂抜き 閉眼供養(移転元)、お墓の魂入れ 開眼供養(移転先)の費用
閉眼・開眼供養3~10万円。いわゆる魂抜き・魂入れで「お布施」として、移転元・先でそれぞれ支払います。

墓石の撤去、区画の整地化の費用
約60万円程度。撤去と区画の整地化に伴う費用の相場は1平米あたり約15~20万円。

遺骨の取り出し費用
0~4万円程度。石材店に依頼する必要があり、無料のところもあれば、遺骨数に応じて費用を求められる場合もあります。

墓石運搬料
20~80万円。移転先の墓地でも現在の墓石を継続して使用する場合は運搬料が必要です。墓石の大きさや移動距離によって異なります。

墓石建立費
200〜300万円。移転先の墓地が他からの移転を認めていない、移転先の区画に現在の墓石のサイズが合わないといった場合は、新しく墓石を建てる必要があります。

埋骨費用
遺骨ひとつにつき3万円程度。移転先の墓地を管轄する寺院などに支払います。

離檀の流れ6ステップ

では実際に離檀するときの流れはどういった流れになるのでしょうか?

ステップ1
離檀の理由を明確にする

離檀理由の例
・距離が遠い
・近くに改葬したい
・お墓の後継者がいない
・合祀したい
・高齢になりお墓参り、掃除ができない
・仏壇・位牌・お墓の面倒が見られず処分したい
・金銭的に檀家でいられない

ステップ2
移転先(改葬先)の菩提寺(管理者)から「受入証明書」を取得する

ステップ3
移転元(改葬元)である菩提寺の住職のご理解を得て「埋蔵証明書」を取得する

ステップ4
市区町村へ「改葬許可申請書」を提出する。

ステップ5
移転元(改葬元)の菩提寺に「離檀届」を提出する。

ステップ6
「離檀料」を支払う。

以上です。

いかがでしたでしょうか。離檀に悩んでいる方のご参考になれば幸いです。

なお、本記事は「離檀は本当に必要か?離檀したら葬儀や法事の読経などはどうしたら?」の要約版です。

詳細な内容は⇩の画像をクリックして飛んだブログでご確認いただけますと幸いです。

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