戦後75年に思うこと
おはようございます。ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です。
8月は、6日と9日の原爆記念日、15日の終戦記念日と、戦争に関係する記念日がありました。
テレビで戦争の特集物があったり、SNS上でも個人が戦争に対して考えていたりする投稿を目にしました。
私も小学生のころから、戦争の勉強は、いろいろとしてきたつもりです。
戦争さえ起こさなければ、「命」や「平和」を守れる。
だから、戦争はしてはいけない。
とにかくなにより、命が一番大事なのだ!!と強く思っていました。
しかし、2020年コロナ禍になり、
「こんなことがあるのか、これは戦争に近いな」
と毎日愕然とした思いでいっぱいです。
なぜなら、「一番大切な命を守るため」に、たくさんの人の大切なことや、おだやかな暮らしがおびやかされているからです。
「不要不急」を誰かに勝手に決められ、一部の職業は「不要不急」のレッテルを貼られてしまっています。
私は、戦争を学ぶ時にかなり重要なことに、気づいていませんでした。
戦争は、誰かを不幸にしたり殺したりするためにするのではないのです。
「命」「平和」「愛」を守るために戦争をするのです。
こちらの国から見たら、あちらの国は、「悪い国」です。
でも、あちらの国から見たら、こちらの国は「悪い国」になります。
自分たちの平和や命を守るためという大義名分があれば、悪い国をやっつけてもいい、というのが戦争なのです。
「コロナに負けるな」という言葉が当然のように様々な場所で発信されています。「コロナ」って、そんなに悪物なのかなと私は思うのです。
善良なだけの私たち人間を、悪いウイルスが攻めてきているのでしょうか。
あくまで、人間から見たときの都合しか、人間は考えません。
私たち人間こそが、たくさんの命を理不尽に奪い、自然に都合よく介入し、生命の生死を管理した気になり、地球を破壊し続ける悪者なのではないかと思うことが、正直あります。
ウイルスの発生を誰かのせいどこかの国のせいにする人もいます。
東京の人は、全員汚れているかのように、差別するような人もいます。
先進国で安く手に入るものが、どれだけの途上国の人たちや自然の犠牲の上になりたっているか知らずに、喜んで消費ばかりを続けています。
自分も含めた人間が一番恐ろしいなと感じます。
自戒も込めてです。
その戦争的な一斉の考え方は、トップダウンで決められていく「国」や「組織」を守るための、理不尽な押し付けの団結です。
そこでは「個人」の想いや生命は大切にされていません。
わからないウイルスを前に、どうしたらよいかわからない、それが正直なところでしょう。
しかし、実際に人の自由や権利が奪われていることがたくさんあります。
知らない間に、法律も少しずつ変わっています。
気がついたら、戦争になっていた、では遅い。
この動画は、今の社会とそっくりです。
三密回避などの新しい生活様式を決めるときに、私たちに相談があったでしょうか。メディアから多様な情報が流れているでしょうか。
まったく、「戦争の作り方」にそっくりです。
私は、戦争を起こさないための力を一番強く持っているのは「母親」たちだと考えています。
コロナ禍において、子供たちのくらしが大きく脅かされています。
長時間のマスク着用、消毒液の乱用、体験や実感が抜け落ちたオンラインが続く教育・・・そんな中で子供たちは、健康に成長していけません。
これから、未来を担う子供たちが受ける被害は大きなものになるでしょう。
言われたとおりに、何も考えず、みんなと同じようにするのではなく、自分で考え、「命の輝き」を守るためになにができるかを一緒に考えませんか。
ただ、長い間ステイホームして、交流を遮断し、命を保っていればいいのでしょうか。
「今」与えられた命をたくさん輝かせて生きることこそが、「生命の輝き」というものではないでしょうか。
交流も外出もなしで、その輝きを発揮できる人もいます。
しかしそんな人ばかりではないはず。
生きていく上でのリスクは、感染症だけではありません。
垂れ流されているテレビの情報だけでなく、様々なリスクやデータを自分で調べることも大事ですね。
また、自分の感覚や、目の前の真実を直視することも大切だと思います。
自分の命が、どんなときに
「キラッと輝いている」のか、
自分の内面に耳を澄ませ、それに正直に身体をゆだねてみませんか。
私たちのメッセージ動画再生回数は着々と伸びています。
まだご覧になっていない方はぜひご覧ください。