今日の「できた」を見つけよう!
こんにちは!ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です♪
先週は私の誕生日がありました。誕生日は1年を振り返りいろんなことを考えますね。
この1年は団体にとっても私にとっても区切りの1年でした。法人設立を機会にさまざまなやり方を変えたり、工夫したり、団体内でも働き方改革をした1年でした。
自分自身もライフスタイルや考え方をすこしずつ、シフトチェンジした、人生のターニングポイントの1年だったかもしれません。
ここ数年考えている「自己肯定感」についても、この1年でぐっと理解というか、自分なりの解釈が深まった気がしています。
少し前の私は、「自己肯定感」とは、自分のいいところを見つけて、満足することだと思っていました。
一般的に、多くの人が一歩踏み出す勇気がないので、踏み出してみよう、チャレンジしてみよう話がありますが、私はそれはなぜか昔から得意です。
私の場合は、ただ、自分が何かをやって誰かの役に立っていると思うことで、自分を保っていたかもしれません。
簡単に言えば、まわりから誉められるのがうれしくて、幼いころから外に向けた行動力を発揮していたのかもしれません。
また、「幸せだね」と、思うことも言われることも、極端に苦手でした。
自分はまだまだだめだと思うことなら大得意なタイプでした。(過去形にしたい!ww)
だからいつもしんどかったし、なにかにチャレンジしていないと落ち着きませんでした。
でも、本当の自己肯定感とは、どんなものでしょうか。
自己肯定感とは、自分で自分を認められるようになるということです。
誰かのためになにかをして、誰かに「ありがとう」と言われると、誰もがすごくうれしいものです。
でも、本当に自己肯定感が高い人は、「ありがとう」と言われなくても誰かのために何かをできた自分に満足感があるのかなと思います。
また、だらしない自分、うまくいっていない自分、よくない気持ちをもってしまう自分を必要以上に責めません。開き直りではないのですが、ダメな自分も、それで、そのままでOKと思っています。そもそもダメな人なんていません。
私が自分の自己肯定感をあげるためにしていることは、「できてること探し」です。これは、できるだけ、毎日当たり前にしていることに目を向けることがコツです。
「今日も目が覚めた」
「心臓が今日も動いていた」
「朝ごはんを食べられた」
「歯を磨けた」
「洗濯物を干せた」
「子供を抱っこした」
「あいさつができた」
誰もが数え切れないほどの「できた」を毎日しています。
この「できた」がたくさん見つかるとうれしいものです。
これは、子どもにも、夫にも、周りの人にもあてはめられます。
自分のものさしをぐっとやわらかいもの、やさしいものにすると、自分のことも他者のことも素晴らしい存在に思えてきます。
課題だけではなく、「それええやん!」「できとるやん!」に、目を向けると、見えてくる世界が変わってきます。
そんな私も先日、団体の課題ばかりをリストアップし、凹んでいました。
ポジティブなところも一緒に出せばよかったと後悔です(笑)
「できていること探し」で、注意したいのは、目標設定はできるだけ自分の理想が100点としたら20点とか30点とか、そのくらいにすることです。高い点数をとろうとすると、また苦しく、難しくなってしまいます。
「できていること探し」をしていると、誕生日に特別なことをしなくても、すごく満ち足りた誕生日を迎えることができたなと思います。
いつもなら、誕生日だから、なにか食べないととか、だれかになにかもらわないと、となんだか焦っていた自分がいた気がします。
それが今年は、「あるもの」に目を向けられていたおかげで、心が本当に穏やかでした。自分が、頑張って得ようとしなくても、肩の力を抜いて周りを見渡せば、こんなにも私は幸せだと気づきました。
自己肯定感ってなんだろう。本当に難しいですね。
子供の自己肯定感を育むためにはどうすればいいかということが大きく最近取り上げられていますが、どんなやり方でも、自己肯定感の高い幸福感の高い親に育てられた子供は、自己肯定して生きていける気がします。
だから、今日も訓練したいと思います。
今日の私はなにができたかな?