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『リトル・ダンサー』ビリー少年よ、バレエという大志を抱け!
今回は懐かしい名作のご紹介です。
調べてみたら2000年の作品でした(※日本公開は2001年)。なんだか一瞬、わりと新しいかもとなりましたが、24年前だと思うと、やっぱり古い作品ですね。不思議と色褪せませんが。
実は、映画情報を探っていて、私の推し映画『ゲゲゲの謎』と同じ日に、『リトル・ダンサー』も同じく再上映されるとの情報を見つけたのです。
個人的になんだかエモくて書きたくなりました(笑)。
『リトル・ダンサー』は何回もDVDで観ました(いや、ビデオのときもあったかもしれない?)。
私が好んでではなく、母が先に好きだったんです。
母はバレエ好きでこの映画を知ったようで、母が観ているのを私もついでに観ていたって感じでした。でもお陰様で、内容はよく覚えています!
と書きながら、あらすじは抜粋します(笑)。
1984年、イングランド北東部の炭鉱町。母を亡くした11歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の父の命令でボクシング教室に通わされている。ある日、偶然目にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱いた彼は、女の子たちに混じってレッスンに参加するように。バレエの先生ウィルキンソンはビリーにダンサーとしての才能を見いだし、彼女の熱心な指導のもとでビリーはめきめきと上達していくが……。
今も実はサブスクで流し視聴しながら書いています。何年ぶりだろう……10年位ぶりかな?
思った通り、かなり覚えています。
でも見飽きたとか、このシーンは飛ばそうとかならない。ついつい見入ってしまいます。
バレエに出会った少年ビリーは、踊ってみたいという夢と、バレエは女がするものという偏見の間で揺れています。加えて炭鉱で働く父親と兄はストライキに参加しており、なかなかバレエに理解を示せる余裕もない。
そんな状況で、徐々にバレエに本気になり、踊らずにはいられなくなるビリーの心の動きが映画全体から伝わってくるみたいです。
そんな彼の家族も素敵。
ちょっとボケているけどお茶目なお婆ちゃん。
息子には男らしくボクシングをして欲しいお父さん。
血気盛んだけど仲間の情に厚いお兄ちゃん。
そして、皆の心の中で生きているお母さん。
『リトル・ダンサー』はバレエ少年の成長記であるとともに、家族愛の物語であると私は思います。
他にも、バレエの先生や、ビリーの親友など、ビリーを支えてくれる温かい人々がたくさん居ます! 110分という尺の中で、これほど詰め込めるのかというくらい、小さな物語がぎっしりと入り込んでいます。
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(そしてここまで書いてサブスクの映画が終了~)
やっぱり面白かった~!
バレエやイギリス映画に興味がある
1980年代のイギリスに興味がある
少年が踊り狂う姿を見たい
アダム・クーパーを観たい
こんな方には、ぜひお勧めします!(笑)
ちなみに最後のアダム・クーパーは、バレエ界隈の超有名ダンサーです。特別出演なさっています。ほんの少しのシーンなのに存在感がすごい!
さて、映画館での再上映を、うちの母は観られるのでしょうか。本人は観たいと言っているので、時間が合えばいいですね。ムビチケの情報をさっき知ったので、あとで伝えなくては……!