『クラユカバ』『クラメルカガリ』大正ロマンチックな世界観♪
いつもよりスケジュール大変でしたが……。
無事に、なんとか観て参りました。2作品とも!
以前、「観に行きたーい!」と言っていただけの記事でも書いたのですが、『クラユカバ』が本編で『クラメルカガリ』はスピンオフ的扱いです。ただ……同じ世界の違う町の話らしく、両方に登場するキャラクターは見られませんでした(パラレルっぽく年恰好が似ているのはいる)。
全体の評価
さてまず、2作品合わせての総合評価です~。
僅差で『クラメルカガリ』の方が好きかな?
4つ星というと高め評価なのですが……☆0.5くらいは次回作への期待を込めております。3はさすがに低すぎるけれど、4は……って感じでした。ただ、じゃあ面白くないのって訊かれると、とんでもない、面白かったんです。複雑判定に至った経緯をちょっと書いてみます。
良かったポイント
どちらもね、圧倒的に世界観がすごかったです!
大正時代のハイカラ風キャラクターデザイン(鹿鳴館の華族っぽいのではなく、もっと庶民的な感じ)、古風かつ妙にロジカルな喋り口調、カラクリ味の強い小道具たち……。
絶対コレ、監督、自分の好きなものをギュギュっと詰め込んだよね~って思いました(笑)。細部までこだわり、クセがつよつよ。私はそういうの、すごく支持しますよ~。
そして極めつけが音楽ですね。
作中のBGM然り、挿入歌然り、主題歌は最大の然り。もう全部、作品に合ってますね。合い過ぎて、頭の中が飽和しそうになったくらいです(笑)。
今夜だって両主題歌を聴きながら書いてます♪
あと、ストーリ展開の仕方も技ありでした!
実は両作品とも60分尺で、ひょっとして内容は薄いのかと、鑑賞前はうっすら考えていました(笑)。大丈夫でした。
人形劇や、からくり人形(……でいいのかな?)の朗々とした語りにより、そのままでは時間が掛かってしまうであろう前置きや回想を、雰囲気を壊さずにテンポ良く伝える方法が使われていました。これはすごい!
まぁ、時間に対して情報量が多いので、余韻を感じる暇はどうしても短くなるし、人によっては忙しいとする点でもあるかもしれませんね(笑)。私は良かったということで。
良くなかったポイント
ここまでわりと褒めちぎっていたつもりなので、恐縮でございます。なぜ褒めているのに、おまけ付きの星4なのか。
おおよそは、私自身の好みによるところです。
前述した通り、世界観は好きなんです。作品愛の熱量とかも好きなのです。ただ……推すには弱いかな。
私はどちらかというとオタクなので、作品の「外」を想像するのが好きなのです。作中の描かれなかったシーンとか、エピソードゼロ、続編、それこそスピンオフ。
そういうの想像するには戸惑う感覚があります。
たぶん、その手の情報は、作品に十分に無いです。
1度ずつしか観ていないので、見逃していることや、忘れてしまったこともあって、想像できないのかもですが!
(……)
あと2つくらい書こうとしたけれど、どちらもネタバレに繋がることに気づき、控えます(笑)。
とりあえず言えるのは、映画館を出た後、家に帰るまでに、あまり考察が進まなかったというか、考察が難しかったというか。そんなアフター感覚が低評価に繋がってしまいました。
どうか誰か、こんなバカな私にカツを入れて。
ふざけでも嫌味でもなく、募集しています。
まじで世界観は好きなのでしたよ~。
もう一度、全体の評価
『クラユカバ』『クラメルカガリ』。
観て良かった……本心です。
でも、また次のを観たいな……というのが近いかもですね。違う世界観の話でもいいのです、期待しております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?