『はじめての政竜入門』を映画秘宝公式noteに取り上げていただきました
だいぶ時間が経ってしまうのですが、拙作『はじめての政竜入門〜「仕事人V」からたのしむ必殺シリーズ〜』を、映画秘宝公式noteで取り上げていただきました。
高鳥都さんが出されている『必殺シリーズ異聞 27人の回想録』レビューの一部に盛りこんでいただきました。
いまどき同人誌がこういう媒体で取り上げられることはないと思っていたので、すごく嬉しく、ありがたかったです。
これを知ったのはちょうど仕事でハワイにいるときで、とてもびっくりしました。よくハワイは島全体がパワースポットといいますが、「ハワイにいると良いことしか起こらないんだな」と本当に思いました。
いつもとにかくガチガチに力を入れて作っている本たちのなかで、この『はじめての政竜入門』がほぼ唯一、ゆるっとした雰囲気で作っているものです。
とはいえ、初めて漫画風で一冊作るということで、これまでの絵を引用することもけっこう大変で、デフォルメ的な絵も含めて苦労は多かったです。
漫画専用ソフトを使っているわけでもないので、文字入れはまた別のソフトでやりながら……と、ゆるっとした作りのわりには手がかかりました。
ただ、ラフは一瞬で切った覚えがあります。
その力の脱け具合がよかったのか、政竜入門はありがたいくらいに好評で、まさに私がずっとずっと狙っていた、「とくにファンじゃない方にも届けたい」を叶えてくれた本になりました。
この試みは、2021年の初めての絵の展示が初で、『月刊アートコレクターズ』にも掲載されたり、タイのWebメディアで取り上げていただいたり、手応えを感じることができました。
おもえば、絵を描き始めたときから、「いかにも時代劇や昭和っぽい絵にしないで、現代的だったりポップさを強調して、若い人たちにも抵抗なく見てもらいたい、政竜のよさを知ってもらいたい」、という想いを試みてきました。
最近はこれといった画風に縛られることなく、いろいろ試すようになりましたが、外側にも届けたいという想いは変わっていません。
なので、こうして何かしらの媒体で取り上げていただけるのはとても嬉しくありがたいことです。感謝しています。
現在『はじめての政竜入門』は完売中ですが、8月12日の夏コミ（C120）までには、一部修正をして再版する予定です。
「入荷お知らせメールを受け取る」登録をしていただくと通知がいくと思いますので、よろしければご利用ください。
https://nuiarisawa.booth.pm/items/4786177
夏コミの新刊はおそらく初めてのイラスト集的なものになるかと思います。準備が間に合うようにがんばります。
近々のお知らせ
・『FINAL FANTASY XⅥ』サイネージ広告＆TVCMの油絵制作の仕事のお知らせ
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以上を順番に公開していく予定です。
よろしくお願いします！