彼の夢を見ていた、朝5時
iPhoneのアラームよりもはやく目が覚めた朝
ただいま5:23
まだまだ寝れるじゃん、と思いながらも心がざわついていて、記憶を辿った
どうやら夢を見ていたみたい。
夢の中での私は、お付き合いしている彼と別れ話をしていた。
しかもLINEで。ないわ~。
別れってあっけないな。そう思いながら
相手の執着が無くなったことを感じ、私はすがる気分にもならなかった。
ブラインドを開け、日光を浴びながら過去のやり取りをスクロールして2~3秒で画面から目を離した。
その日、出かけた先で彼の友人にばったり会った。
その友人は相変わらず人懐っこい笑顔で、おお~!と声をかけてくれた。関係値の浅い私から報告することでもないか、そう思って軽く挨拶をしてその場を後にした。
あのお友達とも、もう会うことはないんだろうな~
そう思いながら、間接的に別れを実感していた。
帰路につきながら、私はこの気持ちを残さないと、という使命感にかられる。どの気持ちを文章として残そうかなと考えながら。
とにかく、別れてもなにも変わらなかった。
ご飯は美味しいし、景色だっていつも通り。
思ったより全然平気だと思った。
それと、いろいろな理由で私たちに別れはいずれ訪れるものと考えていた。
別れるにしたってエネルギーが必要じゃない?
だから踏み出してくれてありがとうとも思った。
だけどやっぱり、わたしの何がだめだったんだろう。
今更、私のどこがダメだった?後学の為にご教示ください。なんて聞けないし。
そんなダメなところないしね、私。ぷぷ。
私だってあなたの悪いところは教えてあげないし。
別れた時に本音を言わないのはほんとだなと思った。
そんなところで目が覚めた。
夢の中での私は涙を一滴も流していない。
だけど胸がざわざわして気分が良くなくて、不安な気持ちで溢れていた。
彼とのトーク画面を見返して、夢で良かったと安心した。それと同時に、私って彼のことちゃんと好きなんだな。と実感する。
恋愛感情に疎い私は、相手に対する感情、所謂好き度が分からない。
気持ちって数字で表せないから、大きさとか度合いってわからなくない?
みんなはわかるのかな。
夢起因で、彼への気持ちを実感するなんて。
そんなこんなで、
彼のことが好きな私は一つの結論を出す。
私たちがいつ別れを選択しても後悔しないように、ベストを尽くしたい。
私の思うベストとは、自分が好きな自分で彼と接し続けることだ。ちょっとごめんだけど、彼に尽くしたいとかそういうことではない。
なんか今日は機嫌が悪かったり、仕事に不満を抱えていたり、無駄な心配をしたり、そういう自分で恋愛していたくないと思った。
私が好きな私で、私の人生を精一杯楽しみながら
私たちなりの最大値で恋愛をしていたい。
そんなことを考えながら、朝の準備を終わらせた。
今日も会社に行ってきます。
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