ひじで小突く会

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【ピーク・エンドの法則】とは!

経験した一連の良し悪しを、ピーク(感情的が最も動いた瞬間)とエンド(物事の最終局面)の2つの印象で評価する傾向のことこの法則はプロスペクト理論を確立し、2002年にノーベル経済学賞を受賞した心理学者・経済学者のダニエル・カーネマン氏によって提唱されました。これをうまく用いれば、相手に好感を与えポジティブな印象を残し、商品の価値やリピート率をあげる事ができます。このページではピークエンドの ・おさえるポイント ・事例 ・マーケティングでの活用方法 について触れていきます。

    • ウィンザー効果 〜日常に潜む行動心理学〜

      こんな経験ありませんか? 「商品を買う際に、メーカーが出す宣伝のページよりも、身近な友人や、 商品の口コミを参考にし、最終的な判断をした」 当事者から聞くよりも、第三者から聞いたほうがより信憑性が高く感じた。 それがウィンザー効果で、 ウィンザー効果は、 「本人や提供者から発信される情報よりも、第三者が発信して間接的に伝わる情報の方が信頼性が高まるという心理的傾向」です。 なぜ、「本人から聞くよりも、第三者の情報の方が信じやすい」のか。 それは「利害関係がないか

      • 言葉のマジック「フレーミング効果:Framing Effect」

        子供が親に質問する。 「好きな音楽を聴きながら勉強しても良い?」「ダメ!」 でも、 「好きな音楽を聴くときも勉強して良い?」「もちろん!」 フレーミングの効果をよく表す例である話で、 何をどうみせるかによって同じ条件でも見え方が違くなる。 状況の判断軸となる準拠点をどこにするかによって 同じことを言っているのに、人の心は左右される。 これをマーケティング戦略として使うときは プロダクトのどこを、どのサイズで見せるかがカギとなるが、 商品の良いところが購入への判断軸にな

        • 極端の回避効果

          まず、例えばこういう2択があったとします。 激辛のカレー  or  激甘のカレー この場合、どちらも極端な選択肢しかなく、 どちらにするか悩んでしまうと思います。 そこに1つの選択肢を加えてみます。 激辛のカレー  or  普通のカレー  or  激甘のカレー 中間の選択肢である、「普通のカレー」が増えました。 多くの人の場合、こういう時、すぐに真ん中の「普通のカレー」を選んでしまうと思います。 このように、 人間には極端なものを回避しようとする傾向があります。

        【ピーク・エンドの法則】とは!

          ナッジ理論の簡単なまとめと印象

          「ナッジ理論」とは人々の行動に背中を押してあげる、もしくはその方向に促すといった強制力や命令ではないことを指します。 nudgeとはもともと「注意や合図の為にひじで小突くといった意味があります。 「人は常に合理的判断に基づいて行動をする訳ではない」とういう人間の性質という前提があり、 この性質を理解して、うまく人間を動かすにはどうしたらいいのかというヒントがナッジ理論にはあります。 イギリス政府がナッジ理論を活用する中で、特に効果的であった施策のポイントを4つにまとめた”

          ナッジ理論の簡単なまとめと印象