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同世代の鬱野郎から見た三浦春馬君(※後半はセンシティブ注意)

ちゃんと見たことがある春馬君(好きな男性芸能人とかジャニーズは君付けするイタいやつ)の作品はドラマ4本と映画1本。

「大切なことはすべて君が教えてくれた」「ラスト♡シンデレラ」「僕のいた時間」「オトナ高校」「永遠のゼロ」


映画はたまにしか見ないしドラマは1本も見なかった年も普通にあるくらいで、大ブームになった傑作(今なら半沢直樹とか)もあまり見てない自分の中ではめちゃくちゃ作品見てる方の俳優さんです。


数少ないちゃんと見て大好きだったはずのドラマや映画のストーリーがごっそり抜ける、かなり残念な脳みそなのであらすじとか見直して断片的な記憶で語ります。


ネタバレ注意!とあと内容が記憶違いで間違ってたらすみません、、、


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AKBの麻里子様目的で見た

「大切なことはすべて君が教えてくれた」(2011)


各コミュニティにたまにいる、

「仕事ができて、みんなに分け隔てなく優しくて、俺みたいなやつにまでフレンドリーで人間まで出来てやがるから逆に怖くなるくらいの爽やかすぎイケメン」


な役どころの演技が本人のルックスやイメージとドンピシャすぎて心を掴まれました。

そんな主人公の人気教師が、当時売り出し中の武井咲演じるクラスの女子生徒と一晩寝たこと(文字通り睡眠を取っただけ・・・)が学校中に知れ渡って評価が失墜するのが刺激的で面白かった。


(あっ、文字だけだと退屈だから画像がわりに商品リンク貼っただけでアフィはつけてません、、、)


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篠原涼子が朝起きたら春馬君とベッドの上で裸だったみたいな予告が刺激的だったから見た

「ラスト♡シンデレラ」(2013)


うってかわってイケメンスペックをフル発揮したBMXライダーの激チャラ役

アラフォーで恋愛ご無沙汰でオッサン化していた篠原涼子に鬼アプローチします(同世代の女性視聴者は悶絶したんだろな・・・)

菜々緒が嫌な女役、藤木直人が結局主人公に女を譲る2番手役てのがまんますぎて笑った(笑うな)

(ていうか春馬君の作品、たぶん品切れで値段爆上がりしてるのね、、、)


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就活意識してる大学生のころ、就職活動が上手く行ってない春馬君と多部ちゃんが面接で出会う予告に惹かれて見た

「僕のいた時間」(2014)


14歳の母、恋空、君に届け、ブラッディマンディらへんすら見てないやつが言うのは絶対違いますが、


これこそ三浦春馬!!!!!!!


な傑作です。

「重たいテーマはちょっと・・・」「お涙頂戴のヒューマンドラマは苦手・・・」と食わず嫌いせず絶対に見てほしい、、、


(あらすじ追ってたら色々思い出して結構見直してしまって草)

院長の息子の大学生だけど、途中で勉学は挫折して医学部にも入らずそのへんの家具メーカーに就職。

面接で初めて自分を偽らずにヤケクソ気味?で本心で喋ったらようやく内定取れたシーンが世代的にはあるあるで感動したなぁ。


母親の期待はガリ勉の弟(野村周平、兄を見下していて当初は性格悪い)へ露骨にうつっていて、息子を後継者にすることしか考えてない父親ともども毒親と化しています。

そのへんから人生どうでも良くなって日々を適当に過ごしてるリア充大学生。

周りに求められたキャラクターを演じてしまうなど、若者はめちゃくちゃ共感できます。


母と弟との絡みパートが当初は胸糞で辛く、逆に多部ちゃんの親友の山本美月と春馬君の親友の風間俊介がマジでいいやつでそこが未経験同士でくっついたのがハートフル!

(そして自分の記憶の中で風間俊介が濱田岳になってたことを知り爆笑)


取り扱ってるテーマはALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病。

手に力が入りにくくなる →足にも力が入らなくなり車椅子生活へ → 喋れなくなり頰の動きを変換して生前録音したソフトに発声させる→呼吸器生活 → (頰が動かずついに意思表示すらも・・・)


などといった進行で、失った機能をカバーする生活にようやく慣れたころでさらに出来ることが奪われていく残酷な病気です。


このドラマのポイントは中高年とかめちゃくちゃ主人公気質な人間ではなく、

そのへんにいる若者が患者なことです。


この年頃の苦労や、将来への絶望がすごくリアルに感じられます。

適当にやり過ごして生きることを選択しがちなゆとり世代の根っこにもちゃんとある芯の強さ、優しさがより際立ちます。


放送の最後の方は食事さえ取りにくくなったのを表現したのか春馬君が痩せこけてるように見えました、凄い役作り。

あと車椅子の操作とか字がうまく書けなくなる演技とか喋りにくくなった人の演技もしてる、すごい。


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すっかり忘れていたけどTwitterに流れてきた名シーン

迷惑をかけるのが嫌で病気を隠してフッて1年後とかにヨリを戻した多部ちゃんに


「死にたいわけじゃない、生きるのが怖いんだ」


と涙ながらに悲痛な声を漏らします。


当時の自分に重ねたり、そして今は春馬君本人に重なりすぎてもうね、、、


弟は初めてのアルバイト及び医学部で上手くいかず、思ったことをそのまま口にして人を不快にさせているシーンが多くおそらくアスペルガーを意識して描かれていました。

兄に「助けて」と苦しみを吐露し、「“見えない”のは多分もっとキツいよな」的な言葉をかけてもらい、難病でも前向きに生きる兄を尊敬するようになったのもすごくよかった。

「褒めてもらいたかった」母や父との歪んだ親子関係/家族関係も修復します。そんな優しくて柔軟な人ははじめから毒親にならないと思うのでこれはドラマだなぁと(急に冷めてんな)


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Rihwaさんの主題歌「春風」も優しさに包まれていて最高です

この歌は多部ちゃん→春馬君目線でゆずの挿入歌はその逆ですね。

誰でも気づくだろうけどこういうの気づくと楽しいですよね。

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ALS患者を通して視聴者に伝える大事なテーマの一つに生きるのが苦しい時は「目標を見つける

今できることに目を向ける」があります。


(いや、「僕のいた時間」気合入りすぎて草)


目標を見つけては失うの繰り返し

の残酷な病気のALS。


春馬君は職場では

足が不自由になりデスクワークでDMへのメッセージ書き

→字が書きにくくなりマウス操作で広告のデザイン

→職場のトイレで倒れて漏らしてしまい上司に助けられたのでこればかりはと思い在宅ワークへ

→指が限界を迎え退職


とトイレ事件の時なんかはこれで退職だと思い込んで特に絶望してましたがその都度目標を見つけています。


プライベートでも動けるうちは「車椅子サッカーで試合に出る」などの目標を作り、最終的には

→近所の学校で講演、僅かながらもギャラを貰いまだ社会と繋がっていると実感

および現実的ではないものの唯一興味がある自身の病気からのモチベか医学部合格を目指す

など。


僕は

・発達の疑いについて心理検査等でちゃんと知る、情報を集める

・薬やサプリで能力をカバーする方向で頑張る

・生活リズムを整え、空き時間をせめてもう少し有意義な時間にして心身を回復させる

・(ゆくゆくは再就職へ)

という目標がめちゃんこグラグラしながらも出来て少し立ち直ってきました。


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なんか当初はSNS等で見かける綺麗事ポエム並べてる人や絶対大丈夫そうなメンタルが透けて見える人に軽くムカつき(器小さすぎて草)、

近い心境を経験したであろう人間目線の考察的なもん書いたろうかと思いましたが、

記事書いてるうちに三浦春馬という俳優・出演作品が素晴らしすぎたのでやめました(まとも感覚残っててよかった、、、)


とびきりのクシャクシャの笑顔、驚いた時のチャーミングな顔、不安そうな顔、涙を我慢してる時の顔、優しい眼差しの微笑みetc・・・

ホントいい表情するんです。


毎回ドンピシャな演技してるので役作りも精神削ってんだろなぁと思います。プロですね。素晴らしい俳優さんです。


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投稿後に気づいたけど「オトナ高校」(2017)の紹介忘れてた・・・ので加筆

30-50代の未経験男女を少子化対策で集めて、学校生活を通してカップル出来たら抜けてくお話。

春馬君は東大卒のチェリート(30)

ナイス命名だけど僕じゃなくて作中です。

ホント賢そうなお顔してますよねー。

ていうか予告で見ようと決めた作品ほぼエロ、、、()

エロ、グロ、サスペンスなど刺激強いのばっか興味持ってしまっていかにもなコメディや恋愛はなんか共感性羞恥(言いたいだけ)で避けちゃうんですよな・・・







注意! 
ここからはセンシティブな内容をめちゃんこ含むので
苦手な方は絶対に読まないでください!!











といいつつ、希死念慮や自殺企図など死がすぐ近くまで忍び寄っている人間の精神状態を自戒も込めて書き連ねます(ダメじゃねぇか)


とりま

ほぼ全員鬱状態で正常な判断能力なし

今すぐ医者へ行け、

這ってでも行け、

家族とかが変化に気づけたら引きずってでも連れてけ

(借金とか失恋とかハイパー衝動的なのは知らんが)


あとは諸事情あるにせよ基本的に

仕事休め(出来れば辞めろ)

学校休め(出来れば変えろ)


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細かく中身言うと 


逃れられないと思い込んでいる仕事がある(春馬君、今後のスケジュールがやばくてこれは絶対にあった)

・親からの愛情を感じられない、全面的には信頼しきれない(例の報道、、、)

僕はギリギリのところで母を信じて全部ゲロりました


・アイデンティティーが揺らいでいる
・自尊心がボロボロ


友達だってみんな大変な思いをして働いてる中でこんな重たい相談など出来ない

(あなたに出来たことなんてないに等しいので気に病みすぎず、故人はそれを一番望んでません)


・鬱になった時、以前なら「美しい」「楽しい」と感じていたものすら感じなくなり、感性すら死んだなら人間として終わってる、それつまり個性失っとるしこの星に生きる意味ない(ヤバ)

・自分は普通ではない、悲惨な事件・事故や大病やテロ/戦争に巻き込まれる人が一定数いるように神様がどうやら不幸な人間として選んだらしいと思い込み、絶望(ヤバ)


僕の場合は特に

胃がキリキリするような苦しいことがあってその度にここが底だから這い上がれ、
何とかなると自分を叱咤して踏ん張ったが
何とかならなくての繰り返しで疲弊・消耗

これから先また同じような地獄の苦しみが待っている
今まで幸せだった、自分なりによくがんばった
これ以上キツい思いをするならここで終わらせたい

とにかく死んでも良い理由を探し回ります。

そして生きる理由は綺麗事ばかりで弱々しくて響かず。


そらそうですよね、この世に生まれてきた人間は誰しも生きる権利があるんですから生きる理由なんていりません。


生きる理由なんて探さず目の前の小さな目標を見つけて、それにガムシャラに取り組んでそんなこと考える暇作んなって話です


いい結論出ました、ほぼ立ち直ってないんで説得力ありませんが(爆笑)


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三浦春馬さんのご冥福を心からお祈りします。

素敵な演技を見せてくれてありがとう。

作品を通してあなたから色んなモノを頂きました。

ゆっくり休んでくださいね。


(ここまで読んでくださってありがとうございました)













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