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産後ママを琉球料理で応援したい(伝承人活動)

はいたい。こんにちは。
琉球ごはんの瑞樹です。

不定期な更新になっていますが、変わらずおつきあいいただきありがとうございます。

2021年に出産を初めて経験しました。
その後の一年間は、まるでジェットコースターのように、過ぎて行ったように感じます。

毎日が自分の意思だけではない。
レールに乗っている感じ。

景色を楽しめるゆっくりな時もあるけど、みるみる成長する赤ちゃんに合わせて、毎日がビュンビュン進む感覚。
暗いトンネルに入ったように、目の前が見えなくなる時もありました。

色々なことがありましたが、これまでと大きく変化したのは「食事の時間」

産後1ヶ月は母が応援にきてくれて、ほぼ3食用意してくれました。

とても恵まれていだなぁと思いますが、当時私は初めての育児にてんてこ舞い(古い表現)

トイレに行く暇もないくらいに、新生児のお世話にかかりっきりでした。
3時間なんて、一瞬で過ぎてしまう。

そんなとき台所からいい香りがして「今日のご飯は何だろう」と予想する。
「できたよー」という声で食卓に行くと、ホカホカのご飯が用意されてる。
「見とくから、先に食べなさい」と言ってもらって、目の前の食事にありつける。

この一連の流れが、本当に幸せなことに感じました。

そして「作ってもらうご飯はこんなにおいしいのか!」と、改めて気づくのでした。

娘が生まれて一年と少したった今。 
その感動は今も色褪せることなく、私の中で残っています。

この感動を共感するような、あたたかい場が作れたらいいなぁと、考えていました。

ママさんにゆっくり琉球料理を食べてもらおう

そこで企画したのが「琉球ごはんの会for mama」です。

小さい子のいるママさんに、ゆっくりごはんを食べてもらう小さなコミュニティです。

スタートは4月。
友人を家に招いて、ご飯を一緒にしたことからです。

「こういうことをしたいんだよね〜」と、ポロっと話をしたら、「やろうよ!」といってくれて、友人が友人達に声をかけてくれたりして。

5月18日を開催することになりました。
ちなみになぜこの日なのかと言うと、毎月第三木曜日は琉球料理の日だからです。

伝統的な琉球料理の継承、普及を目指す一般社団法人「琉球料理保存協会」の安次富順子理事長と松本嘉代子副理事長が毎月第3木曜日を「琉球料理の日」に制定するよう提唱している。

友人の口コミや、Instagramでお知らせをしたところ、1日で満席になりました。4名のママさんと、6名のお子様が参加してくれました。

産後ママの体さんは、授乳や産後の体の回復、育児活動などで必要な栄養素が増えます。

だけど先述したように、自分のご飯を用意できなかったり、食べる暇がなかったりするので、栄養素が不足傾向に。

特に、たんぱく質、鉄分、カルシウムなどは不足しやすいと言われています。

ついつい目の前にある軽食やお菓子などで済ませてしまう、というのもあるあるです。

たんぱく質やミネラルが豊富な琉球料理

豚肉や海藻、季節の野菜を多く使う琉球料理は、それらの栄養素が補いやすいのです。
かつての沖縄の世界長寿を支えた食事だけに、栄養価は素晴らしいのです。

お品書き
・じゅーしー(沖縄炊き込みご飯)
・ゴーヤーチャンプルー
・グンブーマチ(ごぼうの豚肉巻き)
・スヌイ(もずくの酢の物)
・ゆし豆腐
・沖縄マグロの刺身
お品書き
・イナムドゥチ(具沢山の白味噌汁)
・クーブイリチー
・んむくじあんだーぎー風
・パプリカの黒糖甘酢づけ

参加したママさんからは
「とってもおいしい〜」や
「ゆし豆腐の優しい味がいい♡」と好評でした。

なかなか県外の方に食べてもらう機会はなかったので、ドキドキしていたので、この感想はうれしかったです。


食後はみんなで「ヒーローインタビュー」をして、日頃育児で頑張っていることを自慢し合いました。

こうして楽しい時間が共有できることに感謝です。

そして、新米伝承人の私にとっては、琉球料理のスキルを磨くいい機会。
これからも楽しみながら、精進します。

6月、7月も開催が決まっています。
神戸市にお住まいで興味のあるママさんは、ゆっくりご飯を食べにきてくださいね〜。

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瑞樹
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。スキ、コメント、サポートがとても励みになっています。また遊びに来てください^^