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【後編】電解プラントの法人営業ってどんな仕事?

こんにちは。ティッセンクルップ・ニューセラです!この記事では、営業部 部長の金さんへのインタビュー後編をお届けします!

Q: 韓国式の営業 エピソード

韓国のお客様はお酒が強いので、飲んだり飲ませたりベロベロになる位飲んで、その後営業をかけるという韓国式の営業スタイルがあります(笑)。あるお客様で酔わせるために行ったら、自分が飲まされて酔ってしまったんです(笑)。 その後成約してお礼に行ったら、また自分が飲まされてしまったことがあります。

最近ではだいぶ韓国の雰囲気も変わってきて、若手社員はお酒飲まないことも多いですね。私くらいの年齢だと営業=お酒ってイメージがあったんですが、今の若手にはそういうロジックはもうない(笑)。営業としては理想的な方向になってきてますね(笑)。

Q: 英語力はどの程度必要?

お客さんは英語が流暢な方ばかりではないので、正確な意思疎通が取れれば問題ありません。それよりも社内のコミュニケーションで英語力が要求されます。当社は拠点やドイツ本社との会議が多く、頻繁に定例会議をしています。

社内会議での共通語は英語なので、自分の意見をはっきり言えるくらいの英語力がないと社内コミュニケーションが取れず、フラストレーションを感じてしまうかもしれません。

重要なのは自分の意見を言える事です。英語に対して恐怖感がなくて、自分の言いたいことを一生懸命言おうとする人は伸びるポテンシャルがあると感じます。

Q: 仕事のやりがいは?

お客様と直接会話ができることですね。お客様が求めていることをすぐ把握することができます。そして、色々と競争が激しい中で受注を勝ち取った時のやりがいは非常に大きいです。

当社はプラント納入後のメンテナンス業務他を対応するアフターセールスに繋げていくために、継続的にプラント新設の仕事を取っていかなければいけません。営業としての責任感もありますが、受注をとって会社に貢献できた時に同時にやりがいを感じます。

Q: 辛かったことは?

受注が取れなかった時です。市場環境により計画自体が中止になることもあるので、一概に営業の責任という訳ではないこともありますが。市場環境を注視しながら、できることを探していくしかないと思います。

Q: 当社での働き方に対してはどう思いますか?

働き方については柔軟性があり満足しています。ただし現状私一人で様々な案件を担当しているので、忙しいです。会社全体を見る限りでは、ワークライフバランスは良いと思っています。自分のワークライフバランスも、新しい方が入って徐々に改善してほしいな(笑)。

Q: テレワークはしていますか?

今は関連部署との調整や、突発的な業務が発生するので、コミュニケーションを取れるように会社に行くことにしています。仕事が回りさえすれば、テレワークをしても問題ないです。実際に社内にはテレワークが多い方もいますが、仕事は回っているので問題ないですね。

Q: チームの雰囲気は?

普段からよくコミュニケーションは取っていますね。いつでも相談できる人が周りにいると思います。トラブルや悩みがある時は会話できる雰囲気です。

Q: どんな人と一緒に働きたいですか?

当社はエンジニアリング会社の営業職ですから、基本的に一人で完結する仕事はありません。営業は、エンジニアリング部門、購買部門、物流、法務部門など関わる人が多いです。みんなで一つのプロポーザルを進める仕事なので、人との関係構築やコミュニケーション能力が求められます。 個人的には、社外への営業力はもちろんのこと、社内での調整力も大事だと思っています。

あとは、前向きな人がいいですね。相談せずに一人で判断して抱え込んだりしてしまう人は向いてないと思います。

社内外共に、いろんな人がいるじゃないですか(笑)。 どんな人とも付き合えるようなコミュニケーション能力や調整力が必要だと思います。お客様より、社内調整の方が大変な場合もあるので(笑)。

Q: 最後に今後の目標について教えてください

今後私たちがご飯を食べていけるプロジェクトをたくさん作っていくために、営業が新規受注を取っていく必要があります。今後受注を自分の力で一つでも取って会社に貢献したいです。

例えば、前に同僚が韓国のお客様に同社の化学工程から出てくる廃塩水について、電解槽を使って塩素に回収する提案をしました。それがお客様に受け入れられて受注に至ったことがあります。私も将来そのような全く新しい自分からの提案をお客様にできるようになりたいと思っています。

自分の力で0からプロジェクトを生み出したいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!


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