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どんな準備が必要?1からつくるUXチームの展示会

こんにちは、NTTデータCCS UXチームです。

私たちは多数のオンライン展示会に出展してきましたが、ブースに来てくれたお客様にこちらから声を掛けたり、お客様からの生の声を聞くことができていませんでした。この経験から、直接会話をしてお客様が課題に感じていることやそれに対する解決策をご提案したいと考えていました。

そこで、2022年8月25日から2日間東京ビックサイトでおこなわれた「フロントオフィスDXPO」に出展してみました。フロントオフィスDXPOとは、DX推進・業務効率化・生産性向上・売上UPを実現する各種のソリューションが一堂に集う展示会です。

UXチームにとってはじめてのリアル展示会だったので、準備を1からおこないました。リアル展示会に興味のある方や出展を検討している方のお役に立てるように、今回の活動を通して得た知見を前編・後編に分けてお届けします。

前編では出展に必要な準備事項や来場者の興味を惹く秘訣について、後編では当日の様子や気づきについてご紹介します。

展示会出展への準備

展示会出展に向けて、想定する来場者を考えます。
私たちは、複数のソリューションを展示する計画を立てていたため、ソリューションごとに展示会テーマに合わせたペルソナを設定しました。

そして、次のようなステップに分けてカスタマージャーニーを作成することで、営業戦略が立てやすくなります。

1. 展示会に来てもらう
2. ブースに来てもらう
3. ブース内で知ってもらう
4. 展示会後に見返してもらう

1. 展示会に来てもらう

事前にお客様に対して告知をします。
私たちは既存のお客様へ招待券・メルマガやTwitterにて告知を行いました。

2. ブースに来てもらう

展示会当日、来場者にブースに来てもらうために次の取組みを行いました。
・パンフレット配布
・ブース装飾
・ソリューションPR動画上映
・ノベルティバッグ配布

はじめに、私たちについて来場者に知ってもらうためにパンフレットを作成しました。
ソリューションサイトの内容を、展示会のテーマや想定する来場者に沿って伝えたいことをまとめなおしました。

伝えたいポイントや画像が既に整理されている各サービスのページから内容をまとめることで、短期間でスピーディに作ることができました。

今回は「マーケティングDX」というテーマで展示会に出展したため、マーケティングDXを推進したい企業様に合ったパンフレットに仕上げました。

パンフレット(一部抜粋)

パンフレットの全ページを見たい方は、こちらのダウンロードフォームからダウンロードできます。
資料名:サービス総合案内「システム開発+UX改善」

また、展示会場では多くの企業様が出展をしています。数あるブースの中から自分たちのブースを見つけてもらうための方法の一つとして、ブース装飾があります。

ブースの壁紙に色を付けたり目立つものにすることで、他社ブースとの差別化になります。壁紙にキャッチコピーを入れることで自分たちの見せたいものを遠くから気付いてもらえるようになります。

私たちはターポリンという布素材のものを使いました。展示会の中によっては、ブースに直接壁紙を貼ることが禁止されている場合もあります。
ターポリンは、簡単に取り外し可能で再利用しやすいのでこれを選びました。こちらはスマートシティーをモチーフにしていて、会場でも目を引くデザインとなっていました。

ブース装飾

さらに、ブース内にモニターを置いてソリューション紹介動画を流すことで来場者が足を止めるきっかけをつくります。実際に流していたのはこちらの動画です。 動画の構成案から編集、音楽のチョイスからナレーションの録音編集までを全てチーム内で行い完成させたものとなっています。

そして、ノベルティバッグの配布もブース集客には効果的です。来場者は展示会場で多くのチラシをもらうため、バッグがあると便利だと思う方がいらっしゃいます。
バッグは私たちのチームスローガンを英訳してデザインしました。URLも配置して、お手元で気がついた時に私たちにコンタクトしていただけるよう工夫しています。

ノベルティバッグ

3. ブース内で知ってもらう

来場者にブースへ来てもらった後は、ソリューションをより知ってもらうための工夫が必要です。
私たちは来場者に良く知ってもらうために次の取組みを行いました。
・ポスター制作
・デモサイト構築

ポスターに関しては、ブースに来てもらうことを目的としたパンフレットとは違い、ブース内に来てもらった来場者にソリューションを理解してもらえるような詳細説明を盛り込みます。

パンフレットではソリューションの概要説明を入れましたが、ポスターではソリューションの具体的な活用方法や事例を記載しています。デザイナーに加えてエンジニアもIllustratorの使い方を覚えて文字校正などに取り組み入稿しました。

ポスター

また、ブース内では、実際にデモサイトを操作しているころをお見せすることで、来場者にイメージを持っていただくことができます。

デモ画面

4. 展示会後に見返してもらう

展示会後に紹介した内容を見返してもらう工夫も必要です。
具体的な取組みとしては、展示会後にメールにてブース訪問のお礼とともに来場者に合わせたさらなるお役立ち情報をご紹介しました。

さらに、配布するパンフレットに私たちのSNSやサイトのQRコードを掲載することで来場者との関係を続けることを目指します。

次回予告

前編はここまでです。
後編では、展示会当日の様子や気づき、リアル展示会出展の良いところなどをお伝えします。

また、2022年10月6日から2023年9月30日までオンライン展示会に出展しています。
こちらは今回の記事でご紹介したDXPO展示会のオンライン版です。
KARTE導入・運用サービス」や「UXサイクルソリューション」、アプリ開発キット「QUILTY」、免税ソリューション「shoptrip」を出展しています。
無料で来場できるので、ぜひお立ち寄りください。

オンライン展示会についても以前記事にしているので、興味のある方は読んでみてください。
【オンライン展示会レポート】コロナ禍で提案・商談の機会をつくるには

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